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23歳阿部未悠が涙のツアー初V! 白熱V争いで大会新-15、終盤4連続バーディーで鮮やか逆転【女子ゴルフ】

女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が7日、埼玉・石坂GC(6535ヤード、パー72)で行われ、首位で出た阿部未悠(ミネベアミツミ)が大会新記録の通算15アンダーでツアー初優勝を果たした。8バーディー、1ボギーの65。同じく未勝利だった21歳の佐久間朱莉(大東建託)とデッドヒートで一時は単独首位を譲ったが、プロ4年目の23歳が終盤の猛チャージで逆転した。

ツアー初Vを果たした阿部未悠【写真:Getty Images】
ツアー初Vを果たした阿部未悠【写真:Getty Images】

富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日

 女子ゴルフの国内ツアー、富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日が7日、埼玉・石坂GC(6535ヤード、パー72)で行われ、首位で出た阿部未悠(ミネベアミツミ)が大会新記録の通算15アンダーでツアー初優勝を果たした。8バーディー、1ボギーの65。同じく未勝利だった21歳の佐久間朱莉(大東建託)とデッドヒートで一時は単独首位を譲ったが、プロ4年目の23歳が終盤の猛チャージで逆転した。

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 バーディーラッシュで優勝を掴み取った。佐久間、上田桃子と並ぶ首位で出た阿部は、出だしの1番でバーディー発進。しかし、イーグルだった佐久間に差をつけられた。以降は12番までに2つ伸ばしたものの、13番で2打差。14番から3連続バーディーで首位の佐久間に並んでみせた。17番パー5も第3打をピンそばにつけて4連続だ。

 最終18番パー4は第2打をグリーン奥のラフへ。背後にスタンド席が設置され、テークバックを取りづらい難しい位置だった。救済措置でドロップ。アプローチをピン奥1メートル強に寄せ、パーで勝ち切った。グリーン脇で待ち構えた仲間とハグをしながら涙。惜しくも1打差の2位で敗れた佐久間は勝者を称え、号泣した。

 阿部は2021年6月のプロテストに合格。22年にメルセデス・ランキング44位で初シードを獲得した。23年は37位。今季は5試合中2度の予選落ちなど優勝争いができていなかったが、6戦目にして栄冠を掴んだ。

 3打差の3位にイ・ミニョン、蛭田みな美。山下美夢有が9アンダーの5位で続き、上田は6アンダーの9位だった。

(THE ANSWER編集部)


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