フィギュア10代女子4人が横浜で好演&軽妙トーク 13歳上薗「地理が苦手」千葉百音「パリッパリの春巻きが…」【スターズ・オン・アイス】
フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」横浜公演が5日、横浜アリーナで初日を迎えた。日本、海外の豪華トップスケーターたちが集結。千葉百音、吉田陽菜、島田麻央、上薗恋奈の10代女子4人がトークショーに参加。見事な滑りに加え、明るいトークで会場を盛り上げた。
アイスショー「スターズ・オン・アイス」横浜公演
フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」横浜公演が5日、横浜アリーナで初日を迎えた。日本、海外の豪華トップスケーターたちが集結。千葉百音、吉田陽菜、島田麻央、上薗恋奈の10代女子4人がトークショーに参加。見事な滑りに加え、明るいトークで会場を盛り上げた。同公演は6日、7日にも横浜アリーナで開催される。
公演トップバッターを務めたのは吉田。GPファイナル3位の実力者は、黄緑ヒョウ柄の煌びやかな衣装で華麗にジャンプ、スピンを決め、会場の空気をあたためた。13歳ながら昨年の全日本選手権4位に入った新星・上薗はニットウェアに、デニムのホットパンツで登場。途中からリンクに置かれたキャップを被り、違った雰囲気も楽しませた。
全日本選手権2位、四大陸選手権優勝と実績を重ねた千葉は、パープルのグラデーション衣装で登場。バイオリンの音色が響く中、しっとりとした演技で観客の視線を奪った。世界ジュニア、ユース五輪などジュニアの大会で全戦全勝と圧巻の演技を続けている島田はさすがのジャンプを披露。ブラックの大人っぽい衣装で、15歳とは思えない落ち着いた滑りを見せた。
日本勢のグループナンバーではMrs.GREEN APPLEの「ケセラセラ」で息の合った滑りを見せた4人。恒例のトークショーにも登場し、観客を和ませた。
今春から早大人間科学部の通信教育課程に進学した千葉。「ジャンプを跳ぶ時のイメージトレーニングの仕方など、今まで考えてきたことを深く掘り下げるために学びたい」と意気込む。トークテーマになった好きな食べ物については「好き嫌いはないけれど、パリッパリの春巻きが好き。たまに食べられる機会があるとテンションが上がります」と笑顔で話した。趣味は刺繍だそうで「時間を忘れて、夢中でやることにハマっていた。手先に集中する細かい作業が好き」と笑った。
千葉と同じく2005年生まれの吉田は、同志社大グローバル地域文化学部に進学。ヨーロッパコースで「沢山の国が隣接しているので、どう成り立っているか勉強したい」と話した。「冷たいものが好きなので、アイスクリームやかき氷が好き」「関西はたくさんお寺や神社があるので、巡るのが大好き」とプライベートについても明かした。
島田は今春から高校生に。「(得意科目は)特にないけれど、運動系は得意。理科が一番嫌いです」と苦笑いした。食事については「お寿司が一番好き。一番は決められないけれど、マグロとサーモンが上位で好きです」。趣味は「可愛い食器を集めて、食器に綺麗に食べ物を盛り付けるのが好き」と話した。
中学2年生になったばかりの上薗。好きな科目は数学と体育だそうで「(数学は)他の科目に比べて答えが出るのが楽しい。地理が苦手です。勉強します」と笑った。「時間があるときは、最近は韓国メイクにはまっています。韓国のアイドルの方がやっているメイクです」と趣味も明かした。
日本の女子フィギュア界を今後引っ張っていくことが期待される4人。千葉は「悔しい経験も、嬉しい経験も両方できた1年。その反省を踏まえて、さらに強くなって、より安定した演技ができるように頑張る」と話し、島田も「自分の演技に納得いかず、笑顔で終われない試合もあった。来シーズンは笑顔で全試合を終えられるようにしたい」と抱負を語った。
(THE ANSWER編集部)