大谷翔平、待望1号「焦る気持ち、早く打ちたい気持ちを我慢」 開幕9戦目の一発に安堵「良かった」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。7回に待望の今季1号ソロが飛び出した。観客は総立ちとなる飛距離430フィート(131メートル)、打球速度105.6マイル(約170キロ)の一発。開幕9戦目、41打席目とメジャーでは自身最も遅い1号になった。4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利。試合後のインタビューでは「なかなか調子が上がらず、焦る気持ち、早く打ちたい気持ちを我慢しながら、自分のスイングをしようと努めていた。何とか一本出て良かった」と安堵のコメントを口にした。
本拠地ジャイアンツ戦、開幕9戦目&41打席目と自身最も遅い1号
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。7回に待望の今季1号ソロが飛び出した。観客は総立ちとなる飛距離430フィート(131メートル)、打球速度105.6マイル(約170キロ)の一発。開幕9戦目、41打席目とメジャーでは自身最も遅い1号になった。4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利。試合後のインタビューでは「なかなか調子が上がらず、焦る気持ち、早く打ちたい気持ちを我慢しながら、自分のスイングをしようと努めていた。何とか一本出て良かった」と安堵のコメントを口にした。
遂に大谷に豪快な一発が飛び出した。7回、左腕テイラー・ロジャースが投じた外寄りのボールを強振。打球は右翼席に飛び込む移籍後1号ソロとなった。観客は総立ち。悠々とホームインした大谷は、ベンチ前でテオスカー・ヘルナンデスが投げたヒマワリの種を浴び、祝福された。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のジャイアンツ番アンドリュー・バガリー記者のXによると、相手投手のロジャースは2021年5月以来、約3年間左打者から被弾していない難敵だった。そんな相手からの一発。試合後の場内インタビューでは「ボールの見え方が一番大事。そこが一番納得のできるスタンスで構えることを心掛けた」と語った。
ロバーツ監督とも試合前に話したようで「自分らしくまずいれば、それだけでいいと言ってもらえた。気持ちが楽になった。今日こうやって結果が出て、継続して頑張りたい」と感謝した。「これだけ多くのファンに入ってもらって、自分にエナジーをもらえる。力に変えて今後も頑張りたい」と抱負を語った。
3回の第2打席では驚異の脚力を披露。一塁へのゴロの間に快足を飛ばし、投手ハリソンとの競走に完勝。内野安打とすると、1死後に4番スミスの左翼線への長打で一塁から激走。ジャイアンツ守備陣も中継から本塁へ返球したが、大谷の足が勝りスライディングでホームを踏んだ。この日は米専門局「MLBネットワーク」で全米中継されたが、長打で、足で、強烈なインパクトを残した。
(THE ANSWER編集部)