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水原氏解雇でも「大谷の会話は増えている」 指揮官が評価したド軍での姿勢「励まされるよ」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。7回に今季1号ソロが飛び出すなど4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利した。デーブ・ロバーツ監督は試合前、大谷のベンチ内での振る舞いを称賛。通訳が急遽変更となった中で「出来るだけチームの一部になろうと参加している」と積極的な姿勢を評価している。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地ジャイアンツ戦で遂にドジャース1号

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。7回に今季1号ソロが飛び出すなど4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利した。デーブ・ロバーツ監督は試合前、大谷のベンチ内での振る舞いを称賛。通訳が急遽変更となった中で「出来るだけチームの一部になろうと参加している」と積極的な姿勢を評価している。

 開幕9戦、41打席目で待望の一発が飛び出していた大谷。ロバーツ監督は試合前の会見で、この日までHRが出ていなかった大谷に心配無用と強調していた。米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式X(旧ツイッター)が公開した動画内で、本拠地開幕から1週間が経過しての大谷のドジャースでの順応ぶりについてこう語っている。

「会話は増えている。長期的に見てそれはとても利益の多いことだと思う。彼がスタッフやチームメイトと話す機会が増えているのは見受けられるよ」

 長年通訳を務めていた水原一平氏が3月20日付で解雇。違法賭博にかかわっていたとされている。急遽環境が大きく変わることになったが、大谷は周囲とコミュニケーションを取っていると称えていた。

 今季大谷は右ひじの手術の影響で、打者に専念している。「DHだけのような存在だと馴染むのは難しいものか」と問われたロバーツ監督は「そうだね。昨年J.D.マルティネスがそうだった。仕事は打つことだけだ。彼は(大谷)は守備をせず打つだけだから孤立していると言えるかもしれない」と話しつつも、「でも彼は出来るだけチームの一部になろうと参加している。それには励まされるよ」と大谷の積極的な姿勢を称賛していた。

 試合後、ロバーツ監督は「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組で「(大谷の1号は)間違いなく安堵感があっただろうね。本塁打前の打席でレフトフライを放った時に良いスイングをしていると思った。左腕ハリソン相手にも良い打席があった。ドジャースタジアムで1号が見られて嬉しい。ファンにとっても興奮させるものだっただろう。安堵感はあったね」とコメントしている。

(THE ANSWER編集部)


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