5回0封山本由伸は「目立った変化があった」 1回5失点から一変、LA番記者が“修正能力”を指摘
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は30日(日本時間31日)、本拠地カージナルス戦に今季2度目の先発登板し、5回2安打無失点、無四球で5奪三振と好投した。勝ち星こそつかなかったが、463億円の大型契約に恥じない投球を披露。米記者からは、炎上した韓国での開幕シリーズからしっかり立て直した裏にあった“修正”を指摘している。
カージナルスとの本拠地初登板で好投
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は30日(日本時間31日)、本拠地カージナルス戦に今季2度目の先発登板し、5回2安打無失点、無四球で5奪三振と好投した。勝ち星こそつかなかったが、463億円の大型契約に恥じない投球を披露。米記者からは、炎上した韓国での開幕シリーズからしっかり立て直した裏にあった“修正”を指摘している。
初回に三者連続三振という抜群の立ち上がりを見せた山本。4回まで1安打無失点、4奪三振無四球の快投で、5回のマウンドに上がる前に、雨脚が強くなって試合は中断した。それでも再開後は1安打されながらも無失点でしのぎ、本拠地のファンから喝采を浴びた。
3月22日に韓国・ソウルで行われたパドレス戦では1回4安打5失点と乱れて負け投手となったが、その汚名を晴らすピッチング。米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は自身のX(旧ツイッター)で「ヤマモトは(特にセットポジションのときに)グラブの位置を微調整し、フォームに惑わしを加えていた」「先週の韓国での先発(左)と昨夜(右)。目立った変化があった。ヤマモトの快適さと制球に役立ったとデーブ・ロバーツが考えるものだ」とつづり、2つの登板の比較写真を公開した。
ドジャース入り後、ネットでは投球の癖が盗まれているという声も上がっていた山本。そうした“雑音”も封じた形となったようだ。
(THE ANSWER編集部)