ドジャースまさかのボークで逆転許す 山本由伸の米1勝消滅、失点の原因巡り米メディアも混乱
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は30日(日本時間31日)、本拠地カージナルス戦に今季2度目の先発登板。5回無失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板したが、7回にドジャースは5失点。メジャー初勝利はお預けとなった。2-2の場面では3番手ジョー・ケリー投手のボークがあり、逆転を許した。
カージナルス戦
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は30日(日本時間31日)、本拠地カージナルス戦に今季2度目の先発登板。5回無失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板したが、7回にドジャースは5失点。メジャー初勝利はお預けとなった。2-2の場面では3番手ジョー・ケリー投手のボークがあり、逆転を許した。
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山本は5回まで無失点と好投。雨天中断を挟む難しい登板だったが、圧巻の投球で初勝利の権利を得て降板した。しかし7回、3番手ケリーが2点を与えて2-2の同点になり、山本の初勝利の権利は消滅。なおも1死満塁のピンチで、打者スコットを左飛に打ち取ったかと思われたが、審判が走者それぞれの進塁を宣告。スコットは打席に戻された。
何が起きたのか。MLB公式のドジャース番フアン・トリビオ記者のXでは「マックス・マンシーが妨害でエラーの責任を負うとたった今記者席で発表された。今まで見たことがないものだ」と伝えられるなど、三塁手マンシーの走塁妨害があったと一度は発表された模様。しかし、直後に記録が訂正されたようだ。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者は「スコアラーからの訂正:このプレーはジョー・ケリーのボークと判定された。マンシーは関係がなかった」とXで伝えるなど、米メディアの間でも混乱が生じていた。
ケリーはこの後スコットを打ち取るも、ドノバンに2点適時打を浴びるなどこの回5失点。一気にリードを広げられてしまった。
(THE ANSWER編集部)