41歳カーターが21季目開幕戦で美技、ファン歓喜「50歳までプレーする」

　米プロバスケットボールNBAの2018-19年シーズンが開幕し、現役最年長41歳がハッスルプレーを演じた直後に美しい3ポイントを炸裂させ、熱狂を呼んだ。まだまだ健在な大ベテランの美技を米メディアが動画付きで公開すると、瞬く間に再生回数は80万回を突破。ファンに「真のキング」「いつだって至高！」「少なくとも50歳までプレーするだろう」と興奮を呼んでいる。

　本当に41歳なのか。美しい1本のシュートが、開幕を待ち望んでいたNBAファンに熱狂を呼んだ。その男は、ホークスのビンス・カーターだ。17日（日本時間18日）に行われた今季開幕戦、ニックス戦の第3ピリオド残り9分だった。

　こぼれ球を懸命に追いかけると軽い身のこなしでライン際で残し、味方にパス。そして、時計の24秒計が残り5秒を切る中、中央の3ポイントラインから3メートルほど後方の位置でリターンを受けると、すぐにシュートモーションに入り、綺麗なフォームからボールを放った。美しい弧を描き、リングをこすることもなくゴールに吸い込まれた。

　一気にどよめく会場。今季からホークスに加入した41歳の大ベテランが演じた美技に酔いしれた様子だった。米スポーツ専門局「ESPN」のスポーツ番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは「21シーズン目のビンス・カーターは変わらず必見」と題し、動画付きで公開。目撃した米ファンは泥臭いプレーと美しいシュートに対し、歓喜に沸いている。