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9回2死満塁から… レ軍左翼手の“奇跡のダイブ”に米絶賛「球団史に残るキャッチ」

米大リーグのリーグ優勝決定シリーズ第4戦は17日(日本時間18日)、レッドソックスがアストロズを8-6で撃破。対戦成績を3勝1敗として、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。打ち合いとなった幕切れはレッドソックスの左翼手アンドルー・ベニンテンディが9回2死満塁から演じたミラクルキャッチ。抜ければ逆転サヨナラのピンチを救った“奇跡のダイブ”の瞬間をMLBが動画付きで公開すると、米ファンから「球団史に残るキャッチ」「めちゃくちゃに素晴らしい」と絶賛の嵐となっている。

レッドソックスの左翼手アンドルー・ベニンテンディ【写真:AP】
レッドソックスの左翼手アンドルー・ベニンテンディ【写真:AP】

抜ければ逆転サヨナラ負けを救った超美技「めちゃくちゃに素晴らしい」

 米大リーグのリーグ優勝決定シリーズ第4戦は17日(日本時間18日)、レッドソックスがアストロズを8-6で撃破。対戦成績を3勝1敗として、ワールドシリーズ進出に王手をかけた。打ち合いとなった幕切れはレッドソックスの左翼手アンドルー・ベニンテンディが9回2死満塁から演じたミラクルキャッチ。抜ければ逆転サヨナラのピンチを救った“奇跡のダイブ”の瞬間をMLBが動画付きで公開すると、米ファンから「球団史に残るキャッチ」「めちゃくちゃに素晴らしい」と絶賛の嵐となっている。

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 熱狂、騒然、ため息――。ミニッツ・メイド・パークが一つのプレーで揺れた。呼び水となったのは、レッドソックスの左翼手ベニンテンディが演じたスーパープレーだ。8-6とリードして迎えた9回。守護神キンブレルが2死満塁のピンチを招いた。逆転を期待する本拠地アストロズファンは総立ちとなって盛り上がる。

 ブレグマンに対する初球だった。内寄り高めに甘く入った速球を捉えられた。一気に球場は熱狂。ライナー性で飛んだ低い打球はレフト方向へ。長打警戒で深めに守っていたベニンテンディは前進。そして、果敢に頭から飛び込み、グラブをはめた右手を懸命に伸ばすと芝生に白球が落ちるスレスレでグラブに。完全に体は伸ばしながら、掴んだボールを離さなかった。

 球場は騒然とし、アストロズファンからはため息が漏れた。殊勲のベニンテンディはガッツポーズを炸裂させ、ナインと体をぶつけ合って感情を爆発させた。もし、捕れずに抜けていたら二塁走者どころか一塁走者も返って逆転サヨナラ負けを喫してもおかしくない場面。まさにベニンテンディのキャッチが勝利も掴み取った。

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