大谷翔平の打席中、古巣エンゼルス実況席から漏れた本音「寂しい」 お馴染みの2人が重ねた思い
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)の敵地エンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場。初回の打席に入る際、古巣でもあるエンゼルスタジアムで“サプライズ演出”が行われ、観客の喝采を浴びた。久しぶりに大谷を迎えたエンゼルス地元放送局の実況席では大谷のスーパースターぶりを目の当たりにして、思わず「彼の奇跡を見られなくなるのは寂しい」と“ホンネ”がポロリとこぼれる場面も見られた。
敵地エンゼルスとのオープン戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)の敵地エンゼルス戦に「2番・DH」で先発出場。初回の打席に入る際、古巣でもあるエンゼルスタジアムで“サプライズ演出”が行われ、観客の喝采を浴びた。久しぶりに大谷を迎えたエンゼルス地元放送局の実況席では大谷のスーパースターぶりを目の当たりにして、思わず「彼の奇跡を見られなくなるのは寂しい」と“ホンネ”がポロリとこぼれる場面も見られた。
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スターの“凱旋”に思いを巡らせた。初回、1死走者なしで迎えた大谷の打席。一度はバッターボックスに入り、先発シルセスの投球を待ったが、タイムをかけて試合を中断した。バックスクリーンと左翼席後方の大型ビジョンには大谷の活躍をまとめた動画とMVPを称える画像が映し出されており、大谷だけでなく、エンゼルスの選手たちも見守った。改めてMVP受賞の紹介と「ショウヘイ・オオタニ」のコールがされると、大谷はヘルメットを脱いで一塁側、三塁側のスタンドに向かってそれぞれ一礼。スタンドの観客も拍手喝采だった。
この試合はエンゼルス地元放送局「バリー・スポーツ・ウェスト」で中継されていた。実況はウェイン・ランダッゾ氏、解説はマーク・グビザ氏というエンゼルスファンにとってはお馴染みのコンビ。一連のサプライズ演出が終わり、大谷が改めて打席に入るとグビザ氏は「彼はこの3年間で信じられないことを成し遂げました。野球界で誰も成し遂げたことがないことをね」とエンゼルス時代の大谷の偉業を敬意を持って振り返った。
するとランダッゾ氏は「間違いないですね。ユニコーンとしてエンゼルスで過去3シーズンでフルに才能を発揮してくれました」と話し「間違いなく、私たちも彼の奇跡を見られなくなるのが寂しいです。この球場で見ているファンの立場からも」と続けた。
実況席からも思わず漏れた“ホンネ”。ランダッゾ氏は「ドジャーブルーのユニホーム姿を見るのは奇妙な感じがします。今後10年はそこ(ドジャース)にいることになります。お給料の大部分を後払いにして契約をしました」とまだドジャースのユニホームを着た大谷を見慣れない様子で言葉を重ねていた。
(THE ANSWER編集部)