水原氏の賭博問題、胴元側が大谷について証言 番組出演で「会ったことも話したこともない」
米大リーグのドジャースは、20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に、大谷翔平投手の通訳を務めてきた水原一平氏を解雇した。水原氏については米国の複数メディアが、巨額の違法賭博への関与を報じている。この賭博の胴元とされるマット・ボイヤー氏の弁護士が米メディアのYouTubeチャンネルに登場し、ボイヤー氏が大谷とは「会ったことも話したこともない」と証言している。
違法賭博の胴元とされるボイヤー氏の弁護人が米メディアに登場
米大リーグのドジャースは、20日に韓国・ソウルで行われた開幕戦後に、大谷翔平投手の通訳を務めてきた水原一平氏を解雇した。水原氏については米国の複数メディアが、巨額の違法賭博への関与を報じている。この賭博の胴元とされるマット・ボイヤー氏の弁護士が米メディアのYouTubeチャンネルに登場し、ボイヤー氏が大谷とは「会ったことも話したこともない」と証言している。
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米カリフォルニア州の地元放送局「ABC7」のYouTubeチャンネルに登場したのは、マット・ボイヤー氏の弁護士を務めるダイアン・バス氏。動画の中でバス氏は「マシュー・ボイヤーはショウヘイ・オオタニに会ったことも話したことも一度もありません。どんな形でも彼と連絡を取ったことはありません」と言い切っている。
また「マットが依頼人の仕事を引き受けるときは、信頼できる情報源からの紹介が必要です。そして、想像できるように、ギャンブルは人によっては中毒であり、人によっては強迫観念です。小さいところから始め、借金を完済しようとし、そして手に負えなくなります」と、賭博は秘密裏に進められることや、ギャンブルの危険性を認識していることなども語っている。
米国のスポーツ専門局「ESPN」の報道によると、同局は昨年9月と10月に、ボイヤー氏のブックメーカーに対して行われた合計100万ドル(約1億5105万円)の電信送金に大谷の名前があったと把握し、大谷側に問い合わせている。その後、水原氏の関与を把握し、開幕戦直前の20日にはインタビューを敢行。水原氏は2021年にサンディエゴで行われたポーカーゲームでボイヤー氏に出会い、その後“つけ払い”で野球以外の複数のスポーツに賭けていたと説明している。
ただ、水原氏はその後同局に対し、インタビューで嘘をついたとして発言の多くを撤回している。
(THE ANSWER編集部)