早田ひなに敗戦・平野美宇「凄く悔しい敗戦」 1-3で及ばず、パリ五輪へ「試練を与えてくれた」【卓球Tリーグファイナル】
中澤鋭監督も会見
今季の女子は6チーム制で実施され、上位3チームがプレーオフに進出した。昨季の神奈川はシーズン2位から初優勝。日本生命は昨季ファイナルで神奈川に敗れ、リーグ初年度から続いた連覇が4でストップ。今回のプレーオフは伊藤美誠(スターツ)が欠場したが、準決勝で日本ペイントマレッツを3-2で下した。
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今季からレギュラーシーズンの勝ち点差に応じ、プレーオフは下位チームが上位チームへ前日にオーダーを開示するルールに。この日は勝ち点差が9だったため、日本生命が神奈川に2試合分のオーダーを開示していた。パリ五輪は早田、平野が個人戦、張本が団体戦要員で出場する。
中澤鋭監督の主な会見一問一答は以下の通り。
――試合を振り返って。
「負けましたが、試合の中で良い内容もあったし、選手の次の活躍に少しでも繋がるとと思います」
――オーダーの決め方は。
「結果論ですが、強気すぎるかなと自分で思います。ダブルスは今まで長崎、木原は相手に勝ったことがないけど、我々の試合までの準備はよくできたと思っていた。試合内容から見ると、リードした時にレシーブミスから動揺してやられた。それが少し残念。美和は若いし、期待して出しました。平野はシンガポールスマッシュで早田に3-0で勝ったし、今までで一番いい内容。ただ、団体戦の0-2の苦しい状況の中で少し力が足りなかった。相手のペアは予想通りです。勝率が高いし、我々にとっても一番やりにくい相手」
――平野を早田に当てた。どう送り出したか。
「早田は日本のエース。平野は木下のエースだからそれを変えないし、これからもそれでいく。今回は負けたけど、次に期待したいです」
――張本は足を滑らせる場面が目立った。
「未成年だし、股関節が成長できていない。この前MRIも撮りました。トップ選手に比べるとブレる部分があって滑ったのではないか」
――(司会者)それでは会見を終わります。
「また来年勝ってここで喋ります(笑)」
(THE ANSWER編集部)