「相手には脅威だった」 準V岡山の大応援団に丹羽孝希が感謝「ホームより声援を感じた」【卓球Tリーグファイナル】
白神宏佑監督「またこの場に戻ってきたい」
白神宏佑監督の主な一問一答は以下の通り。
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――試合を振り返って。
「あと少しのところで勝てるところが勝てない。それが木下さんの強さだと改めて実感した。優勝はお預け。また優勝を狙いたいですね」
――2度目の準優勝。
「ファーストシーズンでファイナルに行った時は監督としても右も左もわからず、選手たちのおかげで出られた。実感がなかったけど、今回は優勝したいという想いでここまで来た。悔しい気持ちが込み上げて、またこの場に戻ってきたいという想いが強い」
――ダブルスを先取した。
「ダブルスを獲らないとどう頑張ってもきついだろうと思っていた。やはり(第2試合に)リン選手がいるのがプレッシャー。ダブルスを獲って勝ち筋が見えてきたので、選手たちは頑張ってくれた。3番の松島戦が勝負だったけど、松島選手はあれがいいところ。リードしていてもプレッシャーを感じるプレーをしてくる。不運もあったけど、松島選手に思い切ってこられたところが敗因だった」
――大声援について。
「岡山から応援に来てくれた方々もたくさんいるし、ファイナルは市民チームの我々が神奈川さん、埼玉さん、琉球さんの夢を背負って今回は戦おうと思っていた。応援に来てくださった方、内緒で僕にメールをくれた他のチームの方々に感謝したい(笑)」
――今季を総括。
「ベテラン勢と吉山の若手が融合して戦えた。仮に来年このチームを率いるなら、もう少し爆発力のある選手が加われば岡山も一気に加速する。中国選手が2人いて、吉山にも刺激になったと思う。ベテランと若手の融合したいいチームになった」
――今後はどんなチームにしていくか。
「地元・岡山でどこかしら毎日リベッツのことを見られる、考えられるとか、ポスターを見たり、イベントに参加したり、皆さんが毎日リベッツのことを考えられるチームにしたい。そうすればもっと想いが膨らんで、応援も大きくなって選手の力になる。もっと地域密着型のチームにしていきたい」
――リーグ内で戦力が集中したチームもある。対抗するために、リーグ全体を盛り上げるためにどうしていくか。
「我々のビジョンには、世界一のプロスポーツチームを岡山に誕生させるというものがあります。世界一とは何か。木下さんみたいに世界のトップ10選手がいたりすること。岡山にもそういう選手が入るには資金力が必要です。そのためにスポンサー様が増えれば、そういう選手をこのチームに連れてこられるのでは。もっともっと地域に根付いたチームにするために、ここまでのことを来シーズンもやっていきたいです」
(THE ANSWER編集部)