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東レ、昨季王者の名古屋を撃破で4強! フルセットの大接戦、16得点の富田将馬「一丸で勝ち切れた」【Vリーグ男子ファイナルステージ】

バレーボールのV1リーグ男子ファイナルステージ(FS)の準々決勝が23日、東京・大田区総合体育館で行われ、レギュラーラウンド(RR)6位の東レアローズが昨季の王者で同3位のウルフドッグス名古屋に3-2(25-22、24-26、25-23、23-25、15-12)で勝利。24日の準決勝に進んだ。

準決勝進出を決めた東レアローズ【写真:山野邊佳穂】
準決勝進出を決めた東レアローズ【写真:山野邊佳穂】

Vリーグ1部ファイナルステージ

 バレーボールのV1リーグ男子ファイナルステージ(FS)の準々決勝が23日、東京・大田区総合体育館で行われ、レギュラーラウンド(RR)6位の東レアローズが昨季の王者で同3位のウルフドッグス名古屋に3-2(25-22、24-26、25-23、23-25、15-12)で勝利。24日の準決勝に進んだ。

 勝負の第5セット。東レは3-3から相手のオーバーネットで前に出ると、日本代表の富田将馬が強烈なサーブで相手を弾き飛ばし、チャンスボールに。自らバックアタックを決めてブレイクに成功した。さらに相手のミスで3連続得点。主導権を握り、そのまま勝ち切った。

 16得点をマークした富田は「相手は粘り強いバレーで、苦戦した部分もあった。フルセットになってしまったが、チーム一丸で勝ち切れてよかった」と振り返った。

 途中出場で10得点し、チームに流れをもたらた小澤宙輝は「自分たちのメンタルをコントロールできた。いつもなら引きずってしまうところを切り替えられた。明日の試合にも生きると思う」と胸を張った。

 準決勝ではRR2位のサントリーサンバーズと対戦する。昨年W杯で富田と同じく日本代表として活躍した高橋健太郎は、「運も味方してくれた。今シーズン自分たちはついているので、この運を糧として思い切りぶつかってやるだけ」。5季ぶりのファイナルステージで更なる高みを目指す。

(THE ANSWER編集部・山野邊 佳穂 / Kaho Yamanobe)


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