渡辺雄太、NBA公式新人ベストプレーに2本選出 “残り6.4秒の同点3P”に実況は絶叫
米プロバスケットボールNBAのグリズリーズで開幕登録メンバー入りした渡辺雄太。日本人2人目のNBAデビューに近づき、期待は高まりを見せているが、NBAが選出した18本のプレシーズン新人ベストプレー集に2本が選出。ペイサーズ戦で決めた残り6.4秒の同点シュートに実況は「3ポイントを叩き込んだ!」と絶叫し、大興奮で伝えた様子を公開している。
NBA公式が公開した「2018-19プレシーズンの新人ベストプレー」に堂々ノミネート
米プロバスケットボールNBAのグリズリーズで開幕登録メンバー入りした渡辺雄太。日本人2人目のNBAデビューに近づき、期待は高まりを見せているが、NBAが選出した18本のプレシーズン新人ベストプレー集に2本が選出。ペイサーズ戦で決めた残り6.4秒の同点シュートに実況は「3ポイントを叩き込んだ!」と絶叫し、大興奮で伝えた様子を公開している。
渡辺が開幕前に残したインパクトは鮮烈だった。それを証明するように、NBAが「2018-19プレシーズンの新人ベストプレー」と題し、公式Youtubeチャンネルで公開したのは、18本のプレー集だった。その中に渡辺の勇姿が2本収められている。
1つ目は6日のペイサーズ戦、第4クォーター5分過ぎ、自陣でルーズボールを拾ってカウンターを独走し、ゴール前へ。しかし、速度を緩めることはない。思い切り踏み切り、206センチの長身を浮かび上がらせると、後方から来た相手のブロックもお構いなしに両手でリングに叩き込んだ。激しい破壊音を残した圧巻の“日本人NBA初ダンク”に会場も大興奮となった。
そして、2つ目は同じ試合の直後、3点ビハインドで迎えた終了間際。素早いポジションチェンジからアウトサイドでボールを受けると、綺麗なフォームで放った3ポイントが見事に炸裂。時計の針は残り6.4秒。土壇場で決めた一撃に実況も「3ポイントを叩き込んだ!」と声にならない声を上げ、絶叫しながらミラクルシュートを称えていた。
いずれもNBAにインパクトを残し、名前を売ろうとする若武者たちのダンク、ブロック、パスといった魅惑のプレーに負けず、2本も選出された渡辺。開幕登録メンバー入りし、日本人2人目となるNBAデビューの瞬間が近づいている。
(THE ANSWER編集部)