水原一平氏の違法賭博騒動に新展開 大谷翔平の代理人が法執行機関に捜査を要求、ESPN報道
米大リーグのドジャースは20日、大谷翔平投手の通訳を2018年の渡米時から務めてきた水原一平氏を解雇した。巨額の違法賭博に関与したと複数の米メディアが報じ、球団も21日になって解雇の事実を認めた。さまざまな報道が飛び交う中、米スポーツ専門局「ESPN」は今回の件について、大谷の代理人が「法執行機関に連絡し、捜査を要求した」と報じている。
米専門局「ESPN」が報道
米大リーグのドジャースは20日、大谷翔平投手の通訳を2018年の渡米時から務めてきた水原一平氏を解雇した。巨額の違法賭博に関与したと複数の米メディアが報じ、球団も21日になって解雇の事実を認めた。さまざまな報道が飛び交う中、米スポーツ専門局「ESPN」は今回の件について、大谷の代理人が「法執行機関に連絡し、捜査を要求した」と報じている。
今回の一件は、LAタイムズ紙が「ショウヘイ・オオタニの弁護士が賭博疑惑に関わる『大規模な窃盗』で通訳を告発」とのタイトルで掲載した記事が発端となり、ドジャース側が解雇の事実を認めたというもの。違法とされるブックメーカーに賭けるため、大谷の資金を流用したとして大谷の代理人が水原氏を告発したとされており、連邦捜査当局がオレンジカウンティ在住でブックメーカーを運営するマシュー・ボウヤー氏を捜査する中で明らかになった形だ。
米スポーツ専門局「ESPN」は新たな話として「情報筋:ドジャースのショウヘイ・オオタニの代表者が窃盗について捜査を要求」との見出しで記事を掲載。本文では「ドジャースのスーパースター、ショウヘイ・オオタニの代表者たちが法執行機関に連絡し、当該選手が“巨額の窃盗”を受けた件について、捜査を要求したと、直接知っている情報筋が木曜日、ESPNに話した」と報じた。
また「MLB機構の情報筋は木曜日、ESPNに対し、リーグは連邦当局からは連絡を受けていないと話した。その情報筋によると、MLB機構の次のステップは事実を集めることで、それは進行中の連邦調査の観点から時間がかかる可能性がある」とも記し、MLBの動きについても考察している。
(THE ANSWER編集部)