村田諒太、GGG戦実現はV2戦が鍵 大物仕掛け人「米視聴者に圧倒的戦い見せること」
GGG戦実現のカギはV2戦の内容「ESPNの聴衆の前で圧倒的な試合を見せること」
12年ロンドン五輪金メダリストとなった村田は17年5月20日の元WBA世界同級暫定王者ハッサン・エンダム(フランス)とのタイトル戦でダウンを奪いながら、判定負け。この試合が大きな転機となったとプロモーターは分析しているという。
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記事では「ファイターは時に判定負けで犠牲者となった時に信奉者を増やすことになる。ハッサン・エンダム相手に物議を醸した判定負けで、彼は日本でさらに人気を高めた」と記し、ザバラ氏のコメントを再び紹介している。
ザバラ氏は「日本でスーパースターたらしめる、そのクオリティはアメリカでも間違いなく役立つ。彼はすでに多くの広告契約を手にしている」と語り、ブラント戦の圧勝こそが念願のゴロフキン戦の扉を開くことになると力説したという。
「ゴロフキン―ムラタ戦は魅力的だ。特にカネロとの再戦を希望せず、別で利益を手にできる選択肢をゴロフキンが求めるとするならば、だ。ムラタにとってカギとなるのは、ESPNの聴衆の前で次の試合で圧倒的な試合を見せることだ。そうなれば、GGGとの戦いでより多くの興味を持たせることができる」
両陣営で東京ドーム対決の交渉が進んでいたと報じられていた。ゴロフキンはカネロに敗れ、タイトルを失ったが、その知名度と強さは健在。メガファイトを求める村田にとってはブラント戦は目の肥えた本場・米国のボクシングファンに自身の強さと魅力をアピールする大事な舞台となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)