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柏原明日架が46位→4位に急浮上 10m超パット3度成功、4年5か月ぶりVへ自信「勝てるんじゃないかと」

女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×ENEOS第2日が16日、鹿児島高牧CC(6456ヤード、パー72)で行われ、首位と7打差の46位で出たツアー通算2勝の柏原明日架(富士通)が6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と1打差の4位に急浮上した。10メートル以上のバーディーパットを3度沈め、好調の要因にはルーティンの変更を明かした。

首位に1打差4位と急浮上した柏原明日架【写真:Getty Images】
首位に1打差4位と急浮上した柏原明日架【写真:Getty Images】

Vポイント×ENEOS 2日目

 女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×ENEOS第2日が16日、鹿児島高牧CC(6456ヤード、パー72)で行われ、首位と7打差の46位で出たツアー通算2勝の柏原明日架(富士通)が6バーディー、ノーボギーの66で回り、首位と1打差の4位に急浮上した。10メートル以上のバーディーパットを3度沈め、好調の要因にはルーティンの変更を明かした。

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 パットが冴えた。前半に15メートルのバーディーパットを2度沈めた柏原は、12番パー3でも10メートルを残したロングパットを決めてスコアを伸ばした。ボギーなしと安定したプレーで、首位の鈴木愛ら3選手に1打差に迫って最終日を迎える。

「ショットの状態は昨日と今日あまり変わってないですが、パターが入るだけでこんなにスコアが違う。ゴルフって面白い、パターは大事だなと思いました」

 前週の明治安田レディスは54位。今大会の練習ラウンド2日目、パッティング時に自分の意識よりも左に向かっていると父から助言を受けた。「2~3歩後ろに下がってしゃがんでみるようにしてから向きの間違いがほとんどなくなった。(父には)指1~2本、左に向いているよと言われました」。2019年に2勝を挙げた時からのルーティンを変更。思い切った決断が好調の要因だ。

 2月には結婚を発表。1年前に拠点を東京から京都に移しているが、「あまり変わらないですね」「彼も私のゴルフを応援してくれているので、本当に集中できる環境になった」と充実感を漂わせる。

 勝てば19年10月のマスターズGCレディース以来、約4年5か月ぶりのツアー通算3勝目となる。28歳は「もちろん優勝を狙いたい。今日のゴルフの内容からして、勝てるんじゃないかと思っているので、明日の成績だけじゃなく、今後に繋がるゴルフが出来たら」。復調したパッティングを自信に、最終日の逆転を狙う。

(THE ANSWER編集部)


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