女子ゴルフ鶴岡果恋が-7首位発進 9バーディー量産した猛練習の裏にあった「本当に悔しい思い」
女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×ENEOSが15日、鹿児島高牧CC(6456ヤード、パー72)で開幕し、初日9バーディー、2ボギーの65で回った鶴岡果恋(明治安田)が7アンダーで単独首位発進した。今季は開幕から2戦連続予選落ちを喫したツアー未勝利の24歳。巻き返しに向け“朝から晩まで”行った猛練習の成果を強調した。1打差の2位には大里桃子(伊藤園)、さらに1打差の3位に岩井千怜(Honda )ら3人が続いている。
Vポイント×ENEOS初日
女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×ENEOSが15日、鹿児島高牧CC(6456ヤード、パー72)で開幕し、初日9バーディー、2ボギーの65で回った鶴岡果恋(明治安田)が7アンダーで単独首位発進した。今季は開幕から2戦連続予選落ちを喫したツアー未勝利の24歳。巻き返しに向け“朝から晩まで”行った猛練習の成果を強調した。1打差の2位には大里桃子(伊藤園)、さらに1打差の3位に岩井千怜(Honda )ら3人が続いている。
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序盤から絶好調だった。インスタートから11、12番で連続バーディーを奪って波に乗った鶴岡は、14番からは圧巻の4連続バーディー。18番、折り返しの1番で連続ボギーを叩いたが、2番でバウンスバックのバーディーを奪うと4番でも伸ばし、8番パー5では残り60ヤードからの第3打がピン横30センチにつけるスーパーショット。終わってみれば9バーディーを量産するラウンドだった。
9バーディーのうち4つが2メートル以内につけるベタピン。「2戦目まではアイアンの距離が掴めていなかったんですけど、予選落ちした2日間と今週のラウンドでしっかり図って距離感を把握できていました」と修正が上手くいったことを好スコアの要因に挙げた。
開幕から2戦連続で予選落ち。特にホステスプロだった前週の明治安田レディスは「力を入れていた大会だったので、本当に悔しい思いをしました」。決勝ラウンドに進めなかった週末は「朝から夕方まで」神奈川県内のコースに籠った。ボギーの原因だったアプローチを重点的に練習。「今日は練習の成果が出ました」と胸を張った。
高校卒業後の2018年にプロテストを受けて一発合格。初優勝を目指す24歳は「シードを取ることと、もちろん優勝したい」と今季の飛躍を誓う。「上位だといつも気にしちゃって落ちていく一方だったので、上位をキープできるようにしたい」。2週間分の悔しさを胸に突き進む。
(THE ANSWER編集部)