大谷翔平が消えたエンゼルス、選手たち最大の心配は「スシ」の有無 キャンプ地の食事を嘆く選手も
大谷翔平投手が米大リーグのドジャースへ移籍し、注目度が大きく下がったのが昨季まで6年間プレーしたエンゼルスだ。今春のキャンプでは様々なものが昨季までとは違ったが、選手が一番気にしていたのは「スシはまだあるか?」だったという。
大谷がいなくなると「日本食の安定した供給が滞る」?
大谷翔平投手が米大リーグのドジャースへ移籍し、注目度が大きく下がったのが昨季まで6年間プレーしたエンゼルスだ。今春のキャンプでは様々なものが昨季までとは違ったが、選手が一番気にしていたのは「スシはまだあるか?」だったという。
米国のスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「エンゼルスが、ショウヘイ・オオタニ後の日常に適応する」という記事で紹介している。
記事はまず「エンゼルスの選手たちはこの春も、日常的に大谷について質問を受けた。しかし、それよりも重要な疑問があった『スシはまだあるか?』だ」と伝えた。
エンゼルスは毎年春に、選手たちを対象にアンケートを実施。栄養面での要求を吸い上げている。大谷がいなくなったことで「複数の選手が、日本食の安定した供給が滞るのではないかと予測しており『スシはまだ食べられるか』はよく聞かれる質問だった」のだ。
結論から言えば、スシは残った。さらに「実は大谷はチーム内で最もたくさんスシを食べる選手ではなかった。その称号はマイク・トラウトかローガン・オホッピーのものだろう」と、選手たちの心配は杞憂に終わったとした。
大谷がいた6年間にエンゼルスのメンバーも大半が入れ替わり、マイク・トラウト外野手が唯一「大谷のいない日常を知る選手」となっていた。実際には大谷が加入したことでスシが増えたり、異なる食べ物がトレーニング施設に追加されたことはなかった。大谷は日本から栄養士を連れてきており、シーズン中はたびたび自分の食事を持ち込んでいた。
ただ、キャンプの食事で大谷の不在を感じたことはあったという。記事は「昨年、何度か彼がチームのために和牛を持ってきており、複数の選手がそれがなくなったことを嘆いていた」と伝えている。
(THE ANSWER編集部)