「指名漏れ」から1位候補に急浮上も… “○度目の夢”にかけるドラフト候補は?
日本高校野球連盟と全日本大学野球連盟は11日にプロ野球志望届の提出者を締め切り、計249人(高校生123人、大学生126人)が提出した。一方、提出義務のない社会人野球の選手にも、かつてプロ志望届の提出者リストに名を連ねながら、今回、指名を待つ逸材もいる。「指名漏れ」を経験した選手たちだ。プロ入りの夢に再挑戦する逸材を紹介する。
「指名漏れ」を味わい、プロの夢に再挑戦する逸材たち
日本高校野球連盟と全日本大学野球連盟は11日にプロ野球志望届の提出者を締め切り、計249人(高校生123人、大学生126人)が提出した。一方、提出義務のない社会人野球の選手にも、かつてプロ志望届の提出者リストに名を連ねながら、今回、指名を待つ逸材もいる。「指名漏れ」を経験した選手たちだ。プロ入りの夢に再挑戦する逸材を紹介する。
【確定版】この中からドラ1は何人生まれる? 計249人の注目選手がズラリ… <「プロ野球志望届」提出者全一覧>
最大の注目はホンダ・斎藤友貴哉投手だ。桐蔭横浜代時代に指名漏れを味わったが、社会人に入って急成長。最速152キロの即戦力右腕として、ドラフト1位候補に挙がる。野手ではホンダ鈴鹿・松本桃太郎内野手も注目。仙台大時代に仙台六大学リーグ新記録の通算120安打を放った安打製造機だ。
他にも日本通運・生田目翼投手は、流通経大で最速155キロの剛腕として全日本大学選手権準優勝し、神宮を沸かせた。また、JR東日本・佐藤拓也外野手(立大)、ホンダ・松田進内野手(中大)、ホンダ鈴鹿・金子凌也内野手(法大)、日本新薬・久保田昌也内野手(国学院大)ら、大学時代に注目を集めながら指名漏れを味わった選手もいる。
上記は今年から指名解禁となる大卒社会人2年目となるが、3年目には独立リーグの四国アイランドリーグ、徳島インディゴソックスの谷田成吾外野手がいる。
「由伸2世」として注目を集め、東京六大学通算15本塁打を放ったスラッガーは慶大時代に指名漏れを味わい、名門・JX-ENEOSに進んだが、昨季は不振もあって指名なし。今季はチームを退社し、米トライアウト挑戦を経て、四国アイランドリーグでプレー。今年指名がなければ引退する意向を明かしており、野球人生をかけた勝負をかける。
「指名漏れ」を味わった選手といえども、現役選手でも今季セーブ王に輝いたDeNA・山崎康晃投手(帝京→亜大)、シーズン歴代最多安打記録を持つ西武・秋山翔吾外野手(横浜創学館→八戸大)のように屈辱をバネに成長し、プロ野球で大きく成長する選手も少なくない。彼らのように続けるか、プロ野球ドラフト会議は25日に行われる。
(THE ANSWER編集部)