米ゴルフで「最も悪名高い事件」 乱入者がボール持ち去り…実況「Oh,No!」叫んだ26年前の珍事
米男子ゴルフツアーのザ・プレーヤーズ選手権が米フロリダ州で現地時間14日に開幕する。「第5のメジャー」とも呼ばれる一戦で、忘れられないのが26年前に起こったまさかの珍事だ。PGAツアー公式が動画とともに紹介。グリーン上にあったボールが、思わぬ形で“消える”までの一部始終を「最も悪名高い事件」としてユーモアたっぷりに紹介している。
ザ・プレーヤーズ選手権であった珍事とは
米男子ゴルフツアーのザ・プレーヤーズ選手権が米フロリダ州で現地時間14日に開幕する。「第5のメジャー」とも呼ばれる一戦で、忘れられないのが26年前に起こったまさかの珍事だ。PGAツアー公式が動画とともに紹介。グリーン上にあったボールが、思わぬ形で“消える”までの一部始終を「最も悪名高い事件」としてユーモアたっぷりに紹介している。
どんどん遠ざかるボールを呆然と見つめるしかなかった。TPCソーグラスで行われた1998年大会の17番パー3。ブラッド・ファベル(米国)のティーショットはグリーンの真ん中を捉えた。しかし、ここでまさかの“乱入者”が現れた。カモメだ。
カモメはボールをくちばしで何度も持ち上げてコロコロ転がし、どんどんカップから遠ざけていく。カラーまで運ぶと、最後はなんと器用にくわえて飛び立ってしまった。しかし、ボールが大きすぎたのかすぐにこぼれてしまい、池にドボン。実況は「オーノー!」と笑いながら大声を上げた。
26年前の一部始終をPGAツアー公式Xが公開。「長年、このアイランド・グリーンでは数多くの記憶に残る瞬間があった。しかし、1998年のカモメ事件は最も悪名高い一等賞かもしれない」とつづった。
続く投稿では、ファベルが当時を回顧するインタビュー動画も公開。「外部因子によって動かされたから、ただ元に戻す、という結果になったんだ。正確な位置は分からなかったから、だいたいの位置を予想して置いたんだ」と説明していた。
(THE ANSWER編集部)