大阪でグラブ購入した欧州代表右腕、カリブの小島から訪れて魅了された日本「安全で礼儀正しい」
日本食は「お腹に優しくて、消化しやすい」
主要スポーツはクリケットとサッカー。野球の人気は高くないというが、野球大国・ドミニカ共和国出身の母親の影響で4歳から白球を追いかけ始めた。9歳でドミニカ共和国に引っ越し、大学は米国のフロリダ国際大へ進学。2017年MLBドラフトの25巡目でジャイアンツに指名された。
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メジャー昇格には至らなかったが、19年のプレミア12、23年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではオランダ代表に選出。「日本は初めて。昨年のWBCで来たかったんだけど、私たちは(東京開催の)2次ラウンドに辿り着けなかった。今回ここに来られてとてもワクワクしているよ」。1年遅れの初来日。印象をこう語った。
「とても気に入っているよ。もの凄く整理されていて、綺麗で、本当に安全。食べ物も美味しいよ。お腹に優しくて、消化しやすい。全てが大好きだよ。人々の礼儀正しさもね」
日本で様々な味のラーメンを試した。「ここのやつは違うね。ドミニカではスパイスをたくさん使うんだ。調味料をいっぱい使うから、食材の味をそれほど味わえない。ここでは素材の味をしっかり感じられる。とても好きだよ」。調味料に頼りすぎない日本の味を堪能した。
インスタグラムでも「日本は現実離れした経験だった。みんなのやりたいことリストに入るべき。文化からファン、勤勉な人たちまで、心からありがとう。規律と効率が同居するところ。また会う日まで」と投稿。日本語でも「ありがとうございます」と記し、感謝を示していた。
(THE ANSWER編集部・鉾久 真大 / Masahiro Muku)