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「ライバルというより尊敬が勝つ」 女子ゴルフ23歳藤田かれん、5位急浮上の裏に同世代への敬意

女子ゴルフの国内ツアー・明治安田レディス第3日は9日、高知・土佐CC(6273ヤード、パー72)で行われ、28位で出た23歳の藤田かれん(ライク)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算5アンダーで暫定5位に急浮上した。実力者が多い2000年度生まれのプラチナ世代。「ライバルというより尊敬が勝つ」と同学年の選手たちに敬意を払った。

明治安田レディスに出場している藤田かれん【写真:Getty Images】
明治安田レディスに出場している藤田かれん【写真:Getty Images】

明治安田レディス第3日

 女子ゴルフの国内ツアー・明治安田レディス第3日は9日、高知・土佐CC(6273ヤード、パー72)で行われ、28位で出た23歳の藤田かれん(ライク)が6バーディー、1ボギーの67で回り、通算5アンダーで暫定5位に急浮上した。実力者が多い2000年度生まれのプラチナ世代。「ライバルというより尊敬が勝つ」と同学年の選手たちに敬意を払った。

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 藤田が後半のバーディーラッシュで上位に食い込んだ。前半は1バーディー、1ボギー。しかし、後半は10番から3連続バーディーなどギアを上げた。16番で1つ伸ばし、最終18番は残り15ヤードからチップインバーディー。「ショットは凄く調子はいいんですけど、なかなか噛み合ってくれないことが多かった。今日は噛み合ってくれて、初日と同じバーディー数。それがボギーがなくなったっていう感じで、いいプレーだったかなと思います」と振り返った。

 滋賀・米原市出身。7歳からゴルフを始めた。2021年11月のプロテストに合格し、レギュラーツアーは22年が4試合、23年が2試合。うち4試合で予選落ちし、下部に相当するステップ・アップ・ツアーが主戦場だった。古江彩佳、西村優菜、吉田優利、安田祐香ら同学年は「プラチナ世代」と呼ばれ、自身より早くに活躍。「同い年でも尊敬する部分がたくさんある」と敬意を払う。

「ライバルというより尊敬が勝っているので、今は自分がようやくこの舞台に立てたので、一歩ずつ自分のペースで行けたらいいかなって思います」

 昨季最終予選会3位で今季前半戦の出場権を獲得。前週の開幕戦は36位だった。「シーズンが始まるのは早いなと。(オフを)もう少し充実させたかった」と本格参戦1年目のトップツアーに戸惑いつつ、「年明けから凄く調子は維持できていた。そこが今でもまだ持ってくれてる」と好調をキープしているという。

 目標はメルセデス・ランキング50位以内に与えられるシード権の獲得。「メンバーに圧倒されちゃう自分がいる」と冷静に自己分析しながらも、「この3日間と変わらず楽しくできたら上位に食い込めるかなと思います」と最終日を見据えた。

(THE ANSWER編集部)


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