プロ志望届を提出しなかった高校ジャパン組は? 木更津の二刀流、148キロ左腕ら10人
プロ志望届の提出が11日で締め切られ、日本高校野球連盟と全日本大学野球連盟が公示したのは、高校生123人、大学生126人だった。この249人の提出者に社会人を加えた選手が25日に行われるプロ野球ドラフト会議の指名対象となる。
プロ志望が7人、志望届未提出は10人
プロ志望届の提出が11日で締め切られ、日本高校野球連盟と全日本大学野球連盟が公示したのは、高校生123人、大学生126人だった。この249人の提出者に社会人を加えた選手が25日に行われるプロ野球ドラフト会議の指名対象となる。
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高校生で注目を集めたのは、高校ジャパンとしてU18アジア選手権に出場した18人の“高校生侍”たち。ドラフト1位での競合確実な金足農(秋田)の吉田輝星投手、大阪桐蔭・根尾昂内野手、藤原恭大外野手らが志望届を提出する一方で、大学進学や社会人に進み将来のプロ入りを目指す選手もいる。志望届を出さなかった選手を振り返ってみた。
木更津総合(千葉)の二刀流・野尻幸輝投手は「4番・エース」として3年連続甲子園出場。侍ジャパンでも初戦に先発し存在感を発揮したが、もう一段階のスケールアップを目指し大学進学を選択したようだ。横浜(神奈川)の小柄な左腕・板川佳矢投手も大学進学を希望している。
今夏の甲子園で大阪桐蔭を苦しめた高岡商(富山)の148キロ左腕・山田龍聖投手はJR東日本へ入社予定。柿木蓮や根尾、横川凱ら大阪桐蔭の個性派投手陣をリードした小泉航平捕手も社会人へ進む予定だ。同校の主将を務めた中川卓也内野手も志望届を出さず、大学進学を希望している。