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帝拳ホープ・増田陸、カシメロに勝った世界ランカーに初回KO勝ち! 鮮烈左ボディー「凄い手応えがあった」

ボクシングのバンタム級ノンタイトル8回戦が24日、東京・両国国技館で行われ、日本同級3位・増田陸(帝拳)がWBO世界同級6位ジョナス・スルタン(フィリピン)に初回2分21秒KO勝ちした。帝拳ジムの26歳ホープの再起戦。戦績は増田が4勝(4KO)1敗。敗れたスルタンは19勝(11KO)7敗となった。この日はトリプル世界戦が行われる。

初回2分21秒KO勝ちした増田陸【写真:山口比佐夫】
初回2分21秒KO勝ちした増田陸【写真:山口比佐夫】

トリプル世界戦

 ボクシングのバンタム級ノンタイトル8回戦が24日、東京・両国国技館で行われ、日本同級3位・増田陸(帝拳)がWBO世界同級6位ジョナス・スルタン(フィリピン)に初回2分21秒KO勝ちした。帝拳ジムの26歳ホープの再起戦。戦績は増田が4勝(4KO)1敗。敗れたスルタンは19勝(11KO)7敗となった。この日はトリプル世界戦が行われる。

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 サウスポーの増田は、自慢の左で攻め立てた。左カウンターを返すと会場はどよめき。距離が詰まったところで左ボディーストレートを突き刺した。膝をついた相手は立ち上がれず。デビュー5試合で3度目の初回KO劇だ。大和心トレーナーと抱き合い、興行を盛り上げた。

 リング上で、KOパンチについて「左のボディーストレートだったんですけど、凄い手応えがありました」と振り返った。難敵スルタンに初のKO負けを突きつける見事な再起戦。「負けたら次はない覚悟。人生懸けて準備してきた。勝ててホッとしているけど、もっともっといいボクシングができるように練習していきたい。世界王者を目指して頑張ります」と力を込めていた。

 増田はアマチュアを経て2022年7月にプロデビュー。2戦連続初回KOでキャリアをスタートさせた。しかし、昨年8月にプロ4戦目で日本王者だった堤聖也(角海老宝石)に挑戦し、10回判定負けでプロ初黒星を喫した。再起戦の相手は、過去2度世界挑戦したスルタン。2017年にはのちに世界3階級制覇するジョンリエル・カシメロ(フィリピン)に12回判定勝ちした実力者だった。

 この日はトリプル世界戦。メインイベントでWBA世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)が同級9位ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と初防衛戦を行う。セミファイナルでは、元世界2階級制覇王者・中谷潤人(M.T)がWBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(メキシコ)に挑戦。WBO世界スーパーフライ級王座決定戦では、同級1位・田中恒成(畑中)が同級2位クリスチャン・バカセグア(メキシコ)と対戦する。

(THE ANSWER編集部)

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