Vリーグ女子最終ステージ24日開幕、4チーム意気込み 今季3位久光・長岡望悠「全員で喜び合いたい」
バレーボールのVリーグ女子1部のファイナルステージが24日か東京・大田区の片柳アリーナで開幕。準々決勝を控えた4チームは前日練習を行い、意気込みを語った。
第1試合は久光―トヨタ車体、第2試合は埼玉上尾―デンソー
バレーボールのVリーグ女子1部のファイナルステージが24日か東京・大田区の片柳アリーナで開幕。準々決勝を控えた4チームは前日練習を行い、意気込みを語った。
第1試合はレギュラーラウンド3位の久光スプリングスと同6位のトヨタ車体クインシーズが激突する。
久光の長岡望悠は「順調にいつも通りの準備をしている。(トヨタ車体とは)直近で戦っていて、いろいろなことが想定されるので、しっかり対応しながらこちらのリズムをまずは作っていけるようにしたい」と語り、ファンに向けて「私たちチームは今年から佐賀に移転して、ホームチームとしてやっていますが、ファンの皆さんと喜びを分かち合えるように、その想いをみんなが持っているので、全員で喜び合えるようにしたいです」と誓った。
対するトヨタ車体の鴫原ひなたは「タフな試合にはなると思うが、自分たちはチャレンジャーなので、まずはこのファイナルステージの舞台に立てることが特別であり、ありがたい場であることをチームのみんなが理解していると思う。感謝の気持ちやわくわくする気持ちを試合の中で思う存分出し切って、見ている人が『車体いいな』と思っていただけるプレーを出し切ることで、勝利が見えてくると思うので、まずは面白いバレーをしたいと思います」と下剋上をもくろんだ。
第2試合はレギュラーラウンド4位の埼玉上尾メディックスと同5位のデンソーエアリービーズが対戦する。
埼玉上尾の山岸あかねは「デンソーさんはオポジットにボールを集めて来ると思うので、そこをしっかりと抑えられるようにしたいのと、ある程度オポジットの選手に決められたとしても、そこは割り切って、他の日本人選手をしっかりとマークして得点を決めさせないようにすることを徹底していきたい」と気合い十分。勝利のポイントは「サーブとブロック」を挙げ、「相手も大事だが、とにかく自分たちのバレーができるように」と語った。
対するデンソーの福留慧美は、勝利のポイントは「まずはサーブで攻めて相手を崩すことが大事」と明かす。「そこからブロック&ディフェンスからの攻撃を仕掛けられたら」。さらに、ファンに向けて「若い選手が多いデンソーらしく、自分たちもプレーを楽しむことで、観戦される方々も楽しくワクワクするようなプレーをしたいと思います。自分は得点するポジションではないので、チームの得点につながるような諦めない、チームの勝利に導くようなプレーを心掛けたい」と話した。
ファイナルステージは25日に準決勝(片柳アリーナ)、3月2日に5位決定戦と3位決定戦(高崎アリーナ)、同3日に決勝(高崎アリーナ)が行われる。
(THE ANSWER編集部)