女子ゴルフ、韓国の元世界1位が決めた珍バーディーにLPGA脚光 カップに入っていないけど…
米女子ゴルフツアーのHonda LPGAタイランドは23日、タイ・チョンブリのサイアムCC(6576ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、元世界ランキング1位でメジャー2勝のコ・ジンヨン(韓国)が珍しいチップインバーディーを決めた。4年前に変更になったルールが適用された一打。米実況席は「以前にも見たんじゃない?」と伝えている。
米女子ゴルフHonda LPGAタイランド第2日
米女子ゴルフツアーのHonda LPGAタイランドは23日、タイ・チョンブリのサイアムCC(6576ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、元世界ランキング1位でメジャー2勝のコ・ジンヨン(韓国)が珍しいチップインバーディーを決めた。4年前に変更になったルールが適用された一打。米実況席は「以前にも見たんじゃない?」と伝えている。
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ピタリとはまった。通算7アンダーで迎えたコ・ジンヨンの14番パー4。2オンならずにグリーンエッジから狙った一打は絶妙なスピードでラインに乗り、カップに向かった。ところが、強い向かい風が吹いていたため、手前にしなっていたピンとカップの縁に挟まれるような形で止まった。カップインしたのか、していないのか……。それでもコ・ジンヨンはバーディーを確信し、軽く手を上げて声援に応えた。
LPGA公式X(旧ツイッター)は「コ・ジンヨンが2日間で2度目のチップイン」とつづって動画を公開。動画内の実況者はショットの前に「決められそうなショットです」と語り「……入れました!」と伝えると、解説者は「以前にも同じようなもの見たんじゃない?」と言って笑い合った。
今回のケースは2019年の規則改正で「球の一部がホールの中のパッティンググリーン面より下にある場合、球全体がその面より下になかったとしても、その球はホールに入ったものとして扱われる」(競技規則13・2c)」に該当するため、ボールの一部がカップに沈んでいた今回はバーディーとしてホールアウトが認められた形だ。
(THE ANSWER編集部)