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大谷翔平の写真撮影でも騒動に メジャーで批判殺到の新ユニホーム問題、解決へ選手にヒアリングも

米大リーグで議論となっている、今季から採用されたユニホームのズボンが“透ける”問題の解決に向けて選手会が動き出した。21日(日本時間22日)に行われたドジャースの公式写真撮影でも、大谷翔平投手が着たユニホームのズボンには、上衣の形がくっきり。メーカーとMLB機構の担当者がキャンプ地に向かい、解決への道を探るようだ。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

メーカーと大リーグ機構がキャンプ地に担当者を派遣

 米大リーグで議論となっている、今季から採用されたユニホームのズボンが“透ける”問題の解決に向けて選手会が動き出した。21日(日本時間22日)に行われたドジャースの公式写真撮影でも、大谷翔平投手が着たユニホームのズボンには、上衣の形がくっきり。メーカーとMLB機構の担当者がキャンプ地に向かい、解決への道を探るようだ。

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 米スポーツ月刊誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「MLB選手会が、拡散されているシースルーパンツについて声明を出した」という記事を掲載している。元タイガースで、現在は大リーグ選手会の専務理事を務めるトニー・クラーク氏の“透けるユニホーム”問題への考え方を紹介した。

 ユニホームは大手スポーツメーカーのナイキがデザインし、ファナティクスが製造したもの。ただキャンプで各選手が着用すると、ズボンが透けてしまうという大きな欠点が判明した。ドジャースの写真撮影では、世界中から注目を集める大谷もこのユニホームを着用。やはり上衣が透けており、批判が集まっていた。

 記事によると、クラーク氏は22日(同23日)になって「ユニホームが議論のトピックになるような状況に陥ったのは残念だ」と発言。見た目やフィット感、パンツの透明度の高さなど、ユニホームのさまざまな要素に対しての選手が懸念を表明したとしている。あらゆる事象は「パンツが透けていることを裏付けるものだ」と判断している。

 ただ、解決に向けすでに動き出しているようで、記事は「MLBの広報担当者によると、リーグ、ファナティクス、ナイキは選手からのフィードバックを受けるために、代表者をスプリングトレーニングのキャンプに派遣している」と紹介した。

 韓国・ソウルで行われるドジャースとパドレスの開幕戦までは1か月を切っている。この間に問題を解決したユニホームは届くのだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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