[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「日本を誇らしい気持ちに」 帰化して背負った初の日の丸、監督も称えたハレルソンの熱い心構え【バスケ・アジアカップ予選】

男子バスケットボールのFIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1が22日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同76位のグアムに77-56で勝利した。昨夏のワールドカップ(W杯)以来となるホーバスジャパンの一戦。昨年9月に日本国籍を取得して代表デビューとなったジョシュ・ハレルソン(佐賀)は「日本を誇らしい気持ちにさせたい」と強い意志を持って試合に臨んだ。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久真大)

両チーム最多の21リバウンドで勝利に貢献したジョシュ・ハレルソン【写真:(C)FIBA】
両チーム最多の21リバウンドで勝利に貢献したジョシュ・ハレルソン【写真:(C)FIBA】

FIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1

 男子バスケットボールのFIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1が22日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同76位のグアムに77-56で勝利した。昨夏のワールドカップ(W杯)以来となるホーバスジャパンの一戦。昨年9月に日本国籍を取得して代表デビューとなったジョシュ・ハレルソン(佐賀)は「日本を誇らしい気持ちにさせたい」と強い意志を持って試合に臨んだ。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久真大)

 試合開始の直前、8672人で赤く染まった客席に巨大な日の丸が広げられた。来日8年目のハレルソンが初めて「日本代表」としてコートに立った夜。「少し緊張していたが、同時にとてもハッピーだった。高揚感が緊張感を上回っていたよ」。献身的に体を張り続けた35歳のベテランは、ホッとしたように振り返った。

 昨年9月に日本国籍を取得。今回初めてアカツキジャパンのメンバーに選出された。デビュー戦は先発出場し、両チーム最長の32分4秒間プレー。身長208センチ、体重125キロの巨体でリングの下に君臨した。21リバウンドは両チーム最多。3ポイントシュート3本を含む11得点も記録し、ダブルダブルの躍動で日本の初戦勝利に大きく貢献した。

 初めて袖を通した「JAPAN」のユニホーム。「これまで感じたことがない気持ち。初めてNBAのユニホームを着たときよりも、ケンタッキー大のユニホームを着たときよりも、さらにいい気持ちだった。1億もの人がいる国を代表できることはとてつもない栄誉。とても素晴らしい気持ちだった」と感慨深げに噛みしめた。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集