車の窓ガラスを破壊した野球ヌートバーに米紙指摘 「いたずらっ子のよう」「罪悪感の波に…」
昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」の一員として活躍したラーズ・ヌートバー外野手が、今春のキャンプでも順調に調整を続けているようだ。20日(日本時間21日)の練習では、大飛球で自動車の窓ガラスを破壊。これを所属するカージナルスの地元紙が「彼は罪悪感の波に襲われた」とちゃめっ気たっぷりに伝えている。
ヌートバーが順調すぎるあまり打撃練習で引き起こした“事件”
昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表「侍ジャパン」の一員として活躍したラーズ・ヌートバー外野手が、今春のキャンプでも順調に調整を続けているようだ。20日(日本時間21日)の練習では、大飛球で自動車の窓ガラスを破壊。これを所属するカージナルスの地元紙が「彼は罪悪感の波に襲われた」とちゃめっ気たっぷりに伝えている。
「カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は目を見開いて顔を上げた。クッキーの瓶に手を入れたのを見つかってしまった子供のように、いたずらっ子のような、そして少し緊張気味に歯を見せて笑いながら」
米ミズーリ州地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」は、大アーチで自動車を破壊してしまった瞬間のヌートバ―の表情をこう伝えている。
米フロリダ州ジュピターで行われているキャンプで20日(同21日)にヌートバーは大アーチを放った。打球は駐車場に停まっていたダッジのセダンを直撃。後部のガラスを粉々に砕き、大きな穴が開いてしまっている。
記事は、ヌートバーが打球のぶつかる音は聞こえなかったとしたのに加え「リアガラスの色が変わったのだけは見えた」と証言したと伝えている。このヌートバーの様子を「一瞬、彼は罪悪感の波に襲われた」と表現した。
ただ、ヌートバーはあっという間に頭を切り替え、すぐ打撃練習に没頭したのだという。「ヌートバーは完璧で再現性のあるスイングを追求することに集中し始めた。彼はまた一振りずつ追求し始めるのだ」。昨季のヌートバ―は3度の故障者リスト入りがありながらも、メジャー自己最多の117試合に出場し打率.261、14本塁打。今季はレギュラーとしての地位を盤石にできるだろうか。