松山はアジア勢最多のPGAツアー9勝目

　18日（日本時間19日）まで行われた米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は、松山英樹（LEXUS）が最終日に6打差を逆転。通算17アンダーで劇的優勝を果たした。難コースとして知られるリビエラCC（7322ヤード、パー71）での猛チャージで米通算9勝目となり、アジア勢トップとなった。記録を更新されたチェ・キョンジュ（崔京周、韓国）は「本当にファンタスティックだね」とまたも祝福を寄せている。

　PGAツアーチャンピオンズの公式X（旧ツイッター）が動画を公開したもの。穏やかな表情でカメラの前に立ったチェ・キョンジュは、「スポーツというのはいつも歴史があり、その歴史が塗り替えられていく。新しい記録を作った人によって塗り替えられるものだ。ヒデキ、9回目の優勝おめでとう」と笑顔を交えながらコメントした。

　さらに、7位から出た最終ラウンドについて「最終ラウンドはファンタスティックだった。リビエラで9アンダーは簡単ではなかったと思います。本当にファンタスティックだね」と絶賛した。難コースとされるリビエラCCの最終18ホールで9バーディー、ボギーなしと衝撃の「62」を叩き出して大逆転を演じた。

　チェ・キョンジュは松山の優勝直後には自身のインスタグラムのストーリー機能で祝福したほか、その後にも「親友のヒデキ、おめでとう。記録は破られるためにあり、それをあなたがやってくれたことを誇りに思う」と投稿。絶賛が繰り返されていた。タイガー・ウッズや元世界ランク1位のザンダー・シャウフェレもコメントを寄せるなど、称賛の声が広がっている。