世界屈指のゴルファーも称賛する「松山英樹」という男 「彼は大物」「ヒデキの試合は楽しい」
18日(日本時間19日)まで行われた米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は、松山英樹(LEXUS)が最終日に6打差を逆転。通算17アンダーで劇的優勝を果たした。難コースとして知られるリビエラCC(7322ヤード、パー71)での猛チャージで米通算9勝目。PGAツアー公式Xでは、世界最高峰プレーヤーたちが松山を称賛する動画を公開。アダム・スコット(オーストラリア)、リッキー・ファウラー(米国)の2人も人柄と技術について語っている。
松山はアジア勢最多のPGAツアー9勝目
18日(日本時間19日)まで行われた米男子ゴルフツアーのジェネシス招待は、松山英樹(LEXUS)が最終日に6打差を逆転。通算17アンダーで劇的優勝を果たした。難コースとして知られるリビエラCC(7322ヤード、パー71)での猛チャージで米通算9勝目。PGAツアー公式Xでは、世界最高峰プレーヤーたちが松山を称賛する動画を公開。アダム・スコット(オーストラリア)、リッキー・ファウラー(米国)の2人も人柄と技術について語っている。
ジェネシス招待で、松山は最終日に3連続バーディーを3度もマーク。ノーボギーと会心のゴルフで「62」を叩き出し、見事な大逆転優勝を遂げた。これで米ツアー通算9勝目。チェ・キョンジュ(崔京周、韓国)の8勝を抜き、アジア勢最多となった。
PGAツアー公式Xが公開した動画内で、松山について語ったスコットは「彼は多くのプレッシャーに本当によく対処している。彼はもっと成し遂げたいんだろうけど、彼の試合での功績は本当に驚異的だと思う。近頃、彼の一貫性はもしかしたら少し見落とされているかもしれない。彼のキャリアの最初の10年間、年々どれだけうまくプレーしていることか」とコメントしている。
やはり松山が2021年にマスターズ王者となった事には強いインパクトを与えられたようで「日本人として初めてマスターズを勝ち得たことは、大いなることだ。だからヒデキの試合を見ることが楽しかったし、その間に私は彼とかなりの量プレーしたよ」と刺激を受けているとも語っている。
ファウラーも「私は彼が選手として、そして人間として成長するのを見るのが本当に楽しかった。明らかにとても良い選手だし、たくさんの成功を収めた」と称賛。「アメリカだけでなく世界中、そして主に日本で、名声や自分自身と向き合い続ける彼の姿を見ることができた。彼は大物だよ。そして彼が成功し続けるのを見るのは本当に最高なことだ」と嬉しい言葉を残している。
優勝後にはタイガー・ウッズが自身のXで「一日中見ていたけど、62という記録を更新し、6打差からの逆転劇は実に特別なものだった」と絶賛したほか、元世界ランク1位のザンダー・シャウフェレも「あらゆるプレッシャー、期待、そしてトップ選手に降りかかるもの全てを乗り越えているんだ」と称えており、松山は世界を舞台に戦うゴルファーたちにすっかり認められる存在となっている。
(THE ANSWER編集部)