三笘薫を襲った危険プレーの正当性 「レッドではない」と敵選手異論「ピッチで僕が見たのは…」
海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は18日(日本時間19日)、第25節シェフィールド・ユナイテッド戦の前半11分に悪質なタックルを受け、相手選手がレッドカードで一発退場となった。海外メディアは動画付きで報道。批判の声もある中、相手主将は「レッドではなかった。フェアなタックルだった」と自論を述べた。英紙が伝えている。
英解説者は「最悪のタックルの一つ」と断罪
海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は18日(日本時間19日)、第25節シェフィールド・ユナイテッド戦の前半11分に悪質なタックルを受け、相手選手がレッドカードで一発退場となった。海外メディアは動画付きで報道。批判の声もある中、相手主将は「レッドではなかった。フェアなタックルだった」と自論を述べた。英紙が伝えている。
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大きな衝撃音とともに、三笘が倒れ込んだ。前半11分、左サイドでボールを受けようとしたところに、相手DFメイソン・ホルゲートが足を上げたタックルで飛び込んできた。激しい接触を受けた三笘は苦悶の表情。主審はイエローカードを提示したがVARが介入し、主審のオンフィールドレビューの結果、レッドカードに変更された。メイソンの右足裏が三笘の左膝を直撃していたという。
英紙「デイリー・メール」は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の解説者ジェイミー・レドナップ氏が、ホルゲートのプレーを「あれは暴行だ。長年、私が見てきた中で最悪のタックルの一つ」と断罪したことを伝えた。一方、ホルゲートの同僚DFアネル・アフメドジッチが「フェアなタックル」と主張したという。
記事によると、「スカイ・スポーツ」の試合後インタビューで「もし、僕の意見を求めるなら、あれはレッドカードではなかった。それ以上は言いたくない」とコメント。「ピッチから見た限りでは(レッドだとは)思わない。リプレーでは、より厳しく見えたかもしれない。ピッチ上で僕が見たのはフェアなタックルだった」と異論を述べたという。
10人となったシェフィールド・ユナイテッドは前半20、24分に失点。0-5の大敗を喫した。アフメドジッチは「最悪な気分だよ。いいスタートを切れたと思った。全てがゲームプラン通りに進み、チャンスをいくつかつくっていた。そこでレッドカードをもらって、それが試合を殺してしまった。それが僕たちのゲームを、計画を、僕たちが取り組んできた全てを殺してしまった」と退場処分で流れが変わったことを嘆いたという。
(THE ANSWER編集部)