シェフィールド・ユナイテッド戦で

　海外サッカー、英1部プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は18日（日本時間19日）に行われた第25節シェフィールド・ユナイテッド戦で、前半11分に悪質なタックルを受け、相手選手はレッドカードで一発退場となった。海外ファンからも「レッドカード12枚」「全世界で最も悪質なタックル」などと相手のタックルに多数の非難が集まっている。

　本人にとっても、ファンにとっても恐怖のシーンだった。前半11分、三笘が左サイドでボールを受けようとしたところに、相手DFメイソン・ホルゲートがアタック。足を上げたタックルで飛び込んできた。激しい接触を受けた三笘は苦悶の表情。主審はイエローカードを提示した。だがVARが介入し、主審のオンフィールドレビューの結果、メイソンの右足の足裏が三笘の左膝を直撃しているとしてレッドカードに判定が変更。同13分に退場となった。

　日本だけでなく、海外ファンもこのシーンには怒りの声を上げている。400万人を超えるフォロワーを抱え、世界のサッカーの話題を取り上げる「Out Of Context Football」のXもこの場面を紹介。ホルゲートに対して数々の批判コメントが書き込まれた。

「本当に意地悪！彼はもうサッカーをしなくてもいい」
「10試合、出場停止にしてほしい」
「これはダブルレッドカードだ」
「レッドカード12枚！」
「アウチ！」
「少林サッカー」
「これはVARなんていらない」
「これは最悪」
「全世界で最も悪質なタックル」

　ヒヤリとさせられた三笘はその後もプレーを続け、前半24分にはロングボールに反応してペナルティーエリア内に飛び込み、味方のゴールをお膳立て。後半30分にも右クロスから相手のオウンゴールを誘発して同31分にベンチに退いた。チームは5-0で快勝している。