海外サッカーで心痛む死亡事故 試合中に落雷直撃、海外報道「ユニホームは引き裂かれていた」
海外サッカーで痛ましい事故が起こった。10日にインドネシアで行われた親善試合で、FBIスバンに所属する選手が試合中に雷に打たれるというショッキングな出来事が発生。すぐに病院に搬送されたものの、死亡が確認されたと複数の海外メディアが報じている。
インドネシアで行われた親善試合
海外サッカーで痛ましい事故が起こった。10日にインドネシアで行われた親善試合で、FBIスバンに所属する選手が試合中に雷に打たれるというショッキングな出来事が発生。すぐに病院に搬送されたものの、死亡が確認されたと複数の海外メディアが報じている。
衝撃的な出来事が起こったのは、西ジャワ州バンドンのシリワンギ・スタジアムで行われたFCバンドンとFBIスバンの親善試合。スバンが中盤から最終ラインでボールを回している最中、右サイドにポジションをとっていた選手に、突然、雷が落ちた。直撃を受けた選手は芝の上に倒れ込み、周囲の選手もひっくり返ったほど。それでもすぐに倒れ込んだ選手のもとに駆け寄った。
英紙「ザ・サン」は「サッカー選手が試合中に、恐怖に震えるファンの前で落雷を受け死亡した忌まわしい瞬間」との見出しで記事を掲載。拡散された動画をもとに「これはサッカー選手が試合中に雷に打たれた恐怖の瞬間である」「被害者は病院に運ばれたが、悲しいことに亡くなってしまった」などと報じた。
同紙はインドネシア地元メディア「PRFMニュース」の報道を引用し、事故を紹介。「男性は治療を受けるために病院に搬送されたとき、まだ息があったという」「しかし、すぐに被害者の死亡が宣告された」「彼のユニホームは落雷により引き裂かれていた」などと記している。
当時の天候についても「目撃者によると、天気は曇りで雨が降り始めた」という。英スポーツメディア「スポーツバイブル」は、落雷を受けたのはスバンの35歳、セプテン・ラハルジャという選手であると伝えている。
(THE ANSWER編集部)