大坂なおみ、凡ミス「66」から涙の逆転4強 WTA公式賛辞「日本テニスの歴史作った」
女子テニスの中国オープンはシングルス準々決勝で世界ランク6位・大坂なおみ(日清食品)が地元の同45位・張帥(中国)に3-6、6-4、7-5で勝ち、4強進出。序盤劣勢で試合中に涙を見せ、完全アウェーから第3セットも3-5の崖っぷちから4ゲーム連取で逆転勝ちを演じた。
アンフォーストエラー「66」も驚異の精神力で逆転勝ち
女子テニスの中国オープンはシングルス準々決勝で世界ランク6位・大坂なおみ(日清食品)が地元の同45位・張帥(中国)に3-6、6-4、7-5で勝ち、4強進出。序盤劣勢で試合中に涙を見せ、完全アウェーから第3セットも3-5の崖っぷちから4ゲーム連取で逆転勝ちを演じた。メンタルを立て直して驚異の粘りを発揮し、最後は持ち前の弾丸エースで決着させた瞬間をWTAは動画付きで公開。さらに「日本テニス界で歴史を作った」と日本人初の大会4強を称えている。
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ミスが出た。涙も出た。それでも、大坂は勝った。マッチポイント。この日不調だったサーブに全神経を研ぎ澄ませる。弾丸のような一撃をストレートに打ち込むと、張帥は触れることすらできない。ついに決着した2時間30分超の死闘。完全アウェーの観衆から拍手を浴び、少しだけ安堵した表情を見せると、公私で仲のいい張帥とネット際で抱擁を交わし、健闘を称え合った。
序盤から本来のプレーがでいず、試合中に目に光るものを見せた。しかし、驚異の粘りを発揮して逆転勝ち。WTA公式ツイッターは涙を乗り越え、演じた大逆転勝ちの瞬間を動画付きで公開。「ナオミ・オオサカの素晴らしい逆転勝利!」と絶賛し、公式サイトでも「オオサカはマラソン勝負となった準々決勝で張帥を凌ぐ」と見出しを打って戦いぶりをレポートしている。