「このカードでゼロ円は厳しい」 亀田興毅、3150円で主催興行初のPPV配信「何でもタダは大変」
ボクシングの世界ミニマム級王者の重岡優大、銀次朗(ともにワタナベ)兄弟が5日、3月31日に愛知・名古屋国際会議場でともに2度目の防衛戦を行うと発表した。WBC王者・優大は前WBO王者の同級6位メルビン・ジェルサエム(フィリピン)と、IBF王者・銀次朗は同級9位アルアル・アンダレス(フィリピン)と対戦。興行はABEMAでPPV生配信(3150円)される。興行をプロモートする元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏は、重岡兄弟とともに都内で会見に臨み、金額設定などについて話した。
重岡優大&銀次朗が「3.31」ダブル世界戦発表
ボクシングの世界ミニマム級王者の重岡優大、銀次朗(ともにワタナベ)兄弟が5日、3月31日に愛知・名古屋国際会議場でともに2度目の防衛戦を行うと発表した。WBC王者・優大は前WBO王者の同級6位メルビン・ジェルサエム(フィリピン)と、IBF王者・銀次朗は同級9位アルアル・アンダレス(フィリピン)と対戦。興行はABEMAでPPV生配信(3150円)される。興行をプロモートする元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏は、重岡兄弟とともに都内で会見に臨み、金額設定などについて話した。
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今回の興行は、亀田ファウンダーがプロモートする「3150FIGHT vol.8」として開催。メインイベントでは、「負けたら引退」と銘打つ元世界2階級制覇王者のIBF世界フェザー級6位・亀田和毅(TMK)が同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)と再戦する。この日は、日本ライト級9位・竹嶋宏心(K WORLD3)と英豪(LUSH緑)の同級8回戦が入ることも発表された。
亀田氏は「キャパは2000人。世界戦としては小さい」としながら、「これだけのカードが盛り込まれた。いつもはABEMAで無料視聴ですが、今回は3150FIGHT初のPPVです。前売りで3150円。“サイコー(3150)”でいかせていただければ」と説明した。
日本市場に本格参入する英興行大手・マッチルーム社は、優勝賞金100万ドル(約1億4500万円)のミドル級トーナメント「プライズ・ファイター」を実施。3150FIGHTと共同開催され、同トーナメント1回戦は「3150FIGHT vol.8」の中で行われる。これ以外にもヘビー級の但馬ミツロらも組み込まれるという。
会見内では「新規ABEMAプレミアム会員は1000円キャッシュバックで全試合観戦可能」と説明された。亀田氏は「ミドル級トーナメントもあり、(弟の)亀田和毅の『負けたら引退マッチ』とボリュームのある豪華な興行になる」と強調。苦心する様子を垣間見せながら、PPVになった経緯を説明した。
「今いろいろなプラットホームがある中、PPVの金額を見た時に『亀田は亀田なりに亀田流で』ということで。なるべくお手頃な値段がよかった。とはいえ、これだけのカードでゼロ円は厳しい。それなら“サイコー”でいこうと。
(昨年)10月7日の興行で『豪華な幕の内弁当ができた』と言いました。1月に進化した興行を見せたかったけど、遅れて3月になり、マッチルーム社と合体する。幕の内からおせち料理になったのかなと。何でもタダ、タダは大変です。PPVで見ていただけたらと思います。面白いカードがそろっているので是非ご覧ください」