また“頭突き癖”のある挑戦者とV2戦 ボクシング世界王者・重岡銀次朗「少し怖さがあるけど…」
具志堅用高氏の日本記録V13へ、銀次朗「防衛戦は何回目でもずっと通過点」
年末年始は熊本に帰省せず、優大とともに都内のジムで練習。正規王者となってからはともに初の防衛戦となる。銀次朗は「兄弟で同じ日に試合ができるのは、減量もそうですし、練習中の気迫というか、モチベーションみたいなものも一緒に高め合って影響を与え合える。頼れるし、心強いです」と感謝。幼い頃からの目標は、具志堅用高氏の持つ世界戦13戦連続防衛の日本記録更新だ。
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「これから防衛戦は何回目だとしても、ずっと通過点。(日本記録は)勝っていけばたどり着くところ。それ(13連続防衛)は小さい頃に言っちゃったものなので叶えないといけない。もちろん狙っていますし、13回じゃ全然足りない。それくらいミニマム級の絶対王者になりたいです。一戦、一戦しっかり戦って実力を認めてもらえるように。毎試合、毎試合、強くなった姿を見せるだけ。3月31日は必ずKOでぶっ倒して勝ちます」
兄・優大は昨年4月にWBC暫定王座を獲得。同10月に正規王者パンヤ・プラダブシー(タイ)に3-0の判定勝ちを収め、団体内の王座統一に成功した。ジェルサエムは昨年1月に谷口将隆(ワタナベ)からWBO王座を奪取。5月の初防衛戦で陥落したが、再び世界挑戦のチャンスが巡ってきた。
今回の興行は、亀田ファウンダーがプロモートする「3150FIGHT vol.8」として開催。メインイベントでは、「負けたら引退」と銘打つ元世界2階級制覇王者のIBF世界フェザー級6位・亀田和毅(TMK)が同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)と再戦する。この日は、日本ライト級9位・竹嶋宏心(K WORLD3)と英豪(LUSH緑)の同級8回戦も入ることが発表された。
戦績は26歳の優大が8勝(5KO)、29歳のジェルサエムは21勝(12KO)3敗。24歳の銀次朗が10勝(8KO)1無効試合。24歳のアンダレスが14勝(6KO)2敗。
(THE ANSWER編集部)