大坂なおみは年間女王になれるのか 米メディアが特集「ナオミにも扉は開かれた」
解説者が「注視が必要」と語った大坂のライバルは
そして、元女子世界ランク3位で現在解説者を務めているパム・シュライバー氏は年間1位を巡る争いが混戦になった理由にナオミ旋風の威力を挙げている。
「1位争いがギリギリまでもつれることは素晴らしい。特に年末にかけてのオオサカの力強い躍進で、ほぼ一夜にして彼女をテニス界の頂点に押し上げる可能性もある」
シュライバー氏はこう語り、全米オープン優勝、東レ・パンパシフィックオープン準優勝、そして、中国オープン8強進出と波に乗る大坂が一気に天下を取るかもしれないと分析している。一方で最大のライバルはドイツの名手だという。
「ケルバーにも注視が必要。彼女は1位になった後に苦しみ、今年多くを学んだ。今や彼女も女王争いに戻ってきた。彼女にも経験がある。そして、テニス界でトップコーチの1人(ヴィム・フィセッテ)とチームを組んでいる」
シュライバー氏はベルギー人の名伯楽を陣営に引き入れたケルバーが年間女王を争う大坂の難敵と分析している。日本人史上初のシングルス4大大会制覇の偉業を果たした大坂は日本人初の年間女王という高みに辿り着けるか。
(THE ANSWER編集部)