柿谷ら逸材が初めて“世界”と戦った登竜門 ダノンネーションズカップとは
今年はヴァンフォーレ甲府U-12が日本一に
現レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダン氏が大会のアンバサダーを務めている。「子供たちに夢を与えたい」という、かつての天才司令塔の意向から、世界大会の会場にはレアル・マドリードの本拠地サンチャゴ・ベルナベウやサッカーの聖地、ウェンブリースタジアムなど、プロアスリートでもなかなかプレーできない夢舞台が選ばれてきた。
日本代表チームを決定する予選大会「ダノンネーションズカップ2016 in JAPAN」が、3月26日と27日に東京・駒沢オリンピック公園で開催された。全国から世界大会出場を狙う強豪48チームが集結。ヴァンフォーレ甲府U-12が決勝戦で横浜F・マリノスプライマリーをPK戦の末に破り、見事日本一に輝いた。そして、ダノンネーションズカップ本大会出場権を手にしている。
世界の強豪クラブと対戦する機会を手にしたヴァンフォーレ甲府U-12から清武、柿谷ら日本代表や世界を舞台に活躍する後継者はでてくるのか、大いに楽しみだ。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer