西武初のOB戦に郭泰源、呉念庭ら参戦決定 大友進、新谷博らも…チケット完売もBS朝日で後日放送
プロ野球・西武は3月16日にベルーナドームで開催する西武ライオンズ初のOB戦「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」に郭泰源氏、呉念庭氏など新たに11人が出場すると発表した。後日、BS朝日でテレビ放送が行われることも決まった。
3月16日「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」開催
プロ野球・西武は3月16日にベルーナドームで開催する西武ライオンズ初のOB戦「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」に郭泰源氏、呉念庭など新たに11人が出場すると発表した。後日、BS朝日でテレビ放送が行われることも決まった。
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台湾出身の郭氏は、最速158キロを誇った剛速球から“オリエンタル・エクスプレス”の愛称で親しまれ、入団1年目の1985年には初登板で初完投を達成し衝撃のデビューを飾ると、さらに同年ノーヒットノーランも達成した。1991年には、パ・リーグ最優秀選手賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝くなど、西武黄金時代の投手陣を代表する投手の1人として活躍した。
同じく台湾出身の呉は、2016シーズンにドラフト7位で入団し、内外野を守れる高いユーティリティ性と勝負強いバッティングを武器に活躍。台湾球界での活躍を目指し、2023シーズン終了後に退団を表明。8シーズンにわたり、その笑顔と優しい性格で多くのファンに愛された。突然の退団だったが、再びベルーナドームではつらつとしたプレーを見せる機会が生まれた。
さらに、西武黄金時代に先発ローテーションの一角として活躍した新谷博氏、巧みなリードで黄金時代の投手陣を支えた大石友好氏、守備のスペシャリストとして活躍した岡村隆則氏、大友進氏のほか、ライオンズベースボールアカデミーからは、高橋朋己氏、宮田和希氏、田代将太郎氏、戸川大輔氏、綱島龍生氏の計11人の出場が新たに決まった。
観戦チケットはすでに完売しているが、後日、BS朝日での放送が決定。当日のイベント概要などは、決まり次第オフィシャルサイトなどで発表される。
■郭泰源氏コメント
「今回のOB戦に台湾から駆けつけます! OB戦の開催を聞いた時に、現役当時共に戦っていた辻発彦さんや渡辺久信GMからも一緒に出ようと連絡をいただき、出場することを決めました。よくバッテリーを組んでいた伊東さんとは再びバッテリーを組んでみたいとも思いますが、当時はあまり機会がなかった対戦という形になってもおもしろいかもしれませんね。西武ファンの皆さまにも大いに楽しんでいただければと思いますし、お会いできるのを楽しみにしています」
■呉念庭コメント
「レジェンドの皆さまと共に今回のOB戦に出場させていただくことになり、大変光栄です。昨シーズン終了後にライオンズを退団することになり、ファンの皆さまに直接ごあいさつできていなかったことが心残りでした。今回ファンの皆さまに再びお会いできますので、とてもうれしく思います。当日は、満員のベルーナドームのスタンドから、ファンの皆さまの熱い『ウーイング』をいただけることを楽しみにしています!」
■LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024出場選手一覧
▼投手(25名)
東尾修、松沼博久、森繁和、松沼雅之、鹿取義隆、杉本正、小田真也、郭泰源、小野和幸、工藤公康、新谷博、橋本武広、石井丈裕、渡辺久信、渡辺智男、デニー友利、潮崎哲也、後藤光貴、土肥義弘、星野智樹、岡本篤志、十亀剣、高橋朋己、宮田和希、武隈祥太
▼捕手(8名)
田淵幸一、大石友好、伊東勤、犬伏稔昌、細川亨、吉見太一、上本達之、米野智人
▼内野手(18名)
土井正博、山崎裕之、行澤久隆、石毛宏典、広橋公寿、辻発彦、オレステス・デストラーデ、笘篠誠治、田辺徳雄、鈴木健、高木浩之、高木大成、玉野宏昌、石井義人、片岡易之、エルネスト・メヒア、呉念庭、綱島龍生
▼外野手(12名)
大田卓司、岡村隆則、駒崎幸一、秋山幸二、森博幸、大塚光二、大友進、柴田博之、G.G.佐藤、木村文紀、田代将太郎、戸川大輔
※出場選手は予告なく変更となる場合あり。
(THE ANSWER編集部)