黒田が野球殿堂入り

　野球殿堂博物館は18日、黒田博樹氏らの殿堂入りを発表した。黒田氏は日米通算203勝をマーク。4シーズン在籍した米大リーグ・ドジャースも祝福を贈った。米ファンも「クロダは本物だった」「好きな日本人選手の1人」などと反応していた。

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　黒田氏は広島で2005年に最多勝をマークするなど活躍。2008年から大リーグに挑戦し、ドジャースでは初年度から先発の一員としてプレーした。2011年は防御率3.07で13勝16敗となるなど打線の援護に恵まれないシーズンもありながら、在籍4シーズンのうち3シーズンで180イニング以上を投げた。2012年からヤンキースで活躍。移籍初年度に16勝をマークするなど、メジャーでは5年連続の2ケタ勝利を挙げている。

　ドジャースは野球殿堂入りの発表に対し、公式インスタグラムで祝福。「ヒロキ・クロダ、日本の球界殿堂入りおめでとう！」と文面に記したほか、画像内で「クロダはドジャースのクラブハウス内で絶大な尊敬を集めており、日本の広島カープに戻ってキャリアを終える前に、ヤンキースに移籍して3シーズンを過ごした」とその影響力も称えた。

　メジャー通算の防御率が3.45と安定しており、ヤンキースでの3年間では平均200イニング以上を投げている。米ファンからも「クロダは本物だった」「クロダが投げるたびに勝てるチャンスがあると思ったものだよ」「彼の“ほぼ完全試合”をいまだに覚えている」「最も好きな日本人選手の1人だ！」などとコメントが書き込まれていた。