大谷翔平、終盤猛スパートで新人王グイッ! 地元紙も太鼓判「順調に近づいている」
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「4番・DH」でスタメン出場し、3打数3安打2打点の大暴れ。2回には“ロケット三盗”を決め、自身初の2桁となる今季10盗塁をマークした。節目の数字に乗せ、新人王レースでのアピール。地元紙も「ア・リーグの新人王へ順調に近づいている」と太鼓判を押している。
三盗決めて初の2桁10盗塁、新人王レースでもアピール
米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「4番・DH」でスタメン出場し、3打数3安打2打点の大暴れ。2回には“ロケット三盗”を決め、自身初の2桁となる今季10盗塁をマークした。節目の数字に乗せ、新人王レースでのアピール。地元紙も「ア・リーグの新人王へ順調に近づいている」と太鼓判を押している。
新人王レースでも、大きなアピールとなった。大谷が疾走した。2回先頭、4戦連続安打となる左前打で出塁すると、1死一、二塁と好機が広がり、大谷は二塁に進塁。そして、打者アルシアでカウント0-1からの2球目で魅せた。
マウンドのファイアーズは後ろを振り返り、リードを取る大谷を牽制する。しかし、次の瞬間だ。クイックでモーションに入ると、背番号17は抜群のスタートを切った。大きなストライドで猛然とダッシュ。打者が空振りし、捕手が無駄のない動きで三塁へ送球した。ただ、大谷の足が速かった。
タッチのしやすいストライク送球が送られたが、足から滑り込んだ大谷が一瞬早く、間一髪でセーフ。今季10個目となる盗塁を決めてみせた。2桁盗塁はNPB時代を含め、自身初の快挙だ。これにはスタジアムも喝采。直後に三ゴロで生還して先制のホームを踏み、チームに大きく貢献した。