光明見えぬエ軍でトラウトは「トレードすべきか」 殿堂入り投手が見解「好機は終わりつつあるかも」
米大リーグの殿堂入り投手ジョン・スモルツ氏が米メディアの独占インタビューに応じ、エンゼルスのマイク・トラウト外野手について語った。メジャーを代表するスター選手ながら、低迷する球団でプレーオフに進出できない現状に見解を述べた。
殿堂入り投手のジョン・スモルツ氏が米メディアに語る
米大リーグの殿堂入り投手ジョン・スモルツ氏が米メディアの独占インタビューに応じ、エンゼルスのマイク・トラウト外野手について語った。メジャーを代表するスター選手ながら、低迷する球団でプレーオフに進出できない現状に見解を述べた。
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米スポーツメディア「クラッチポインツ」で独占インタビューに応じたスモルツ氏。1990年~2000年代にかけてブレーブスで活躍し、通算213勝&154セーブと先発・抑えで名を馳せたレジェンドだ。その中で「トラウトはエンゼルスからのトレードを検討したり、要求したりすべきと思うか?」と問われ、「私も含めた解説者や球界にいる人たちは、いつもタイミングの問題があると感じていた」と口を開いた。
2030年まで長期契約を結んでいるトラウト。しかし、大谷翔平と二枚看板を築きながら昨季もプレーオフ進出を逃し、チームは低迷している。トラウトは今年33歳になり、スモルツ氏は「彼(トラウト)が価値を失っているというわけではない。彼はいまだに素晴らしい選手だ。しかし、彼の契約の本質と、残り年数を考えれば、(大きな対価を得る)好機は終わりつつあるかもしれない」と述べた。
さらに「トラウトがエンゼルスでキャリアを終えるかどうかは分からない。オオタニがそうなるまで、エンゼルスが彼を(トレードで大きな対価を得るための)出し物として検討していたのは間違いないと思う」と大谷の例を引き合いに出して語った。
一方で「2人の球界最高の選手がいてもポストシーズンにたどり着けなかったのは、162試合日程の野球において、それ以上にどれだけのことをできないといけないのか、いかに他の多くの要素が必要かを示している」とも指摘した。トラウトと大谷というメジャーの歴史に残る個に優れたスーパースターを抱えたところで低迷が続いているエンゼルス。その大谷がドジャースに移籍し、チーム編成の難しさに言及していた。
(THE ANSWER編集部)