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100周年事業でBMX世界大会を開催 甲子園球場が目指す「夢が叶う場所」の在り方

FLAT ARK開催について「やってよかった」と語る赤楚さん【写真:荒川祐史】
FLAT ARK開催について「やってよかった」と語る赤楚さん【写真:荒川祐史】

アーバンスポーツ初開催に「ひと言で言うと、新鮮」

 甲子園球場で12月の恒例行事と言えば、アメリカンフットボールの大学日本一を決める甲子園ボウルがある。今回のFLAT ARKでは内野グラウンドにステージを組み立てたのだが、これも甲子園ボウルのために芝生を剥がし、マウンドを取り除いて平地にした後だったために実現。赤楚さんも「このタイミングだからこそできたことでもあります」と話す。

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 FLAT ARK開催期間中の甲子園球場にはヒップホップが大音量で流れ、ストリートファッションに身を包んだライダーや観客たちで賑わった。グラウンドの上にはバイクがズラリと並び、観客たちはスタンド席とグラウンドを自由に行き来しながら、世界一決定戦を楽しんだ。当日を迎えるまでどんな展開になるかまったく予想がつかなかったという赤楚さんも、ステージ上で繰り広げられるアクロバティックなトリックの数々に熱視線を送った一人。「やってよかったという感じがします」と笑顔を浮かべる。

「ひと言で言うと、新鮮。今まで甲子園に来ていただいたことのない方がいらっしゃった実感がありますし、アスリートたちにとっては甲子園が舞台となっていることがすごく励みになっている。そういうところがよく分かりますし、アスリートは甲子園という場所にすごく敬意を払いながらやってくれていると感じています。今回のように様々なスポーツに日本一、世界一を決める場を提供していきながら、うまく噛み合えば、その競技の聖地としてもやっていければ一番の理想だと思います」

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