358億円男レンドンよ、もう怪我するな エンゼルス新監督が面談へ「健康維持の姿勢を見せて」
大谷翔平投手がア・リーグMVPや本塁打王を獲得しながら、昨季は西地区4位に終わったエンゼルス。低迷の“やり玉”に上げられることも多いのがアンソニー・レンドン内野手だ。新任のロン・ワシントン監督は「どうしてこうなったのか彼の言い分を聞こう」と、面談を行うつもりでいる。
毎年多くの試合を欠場するレンドンの復活へ動く
大谷翔平投手がア・リーグMVPや本塁打王を獲得しながら、昨季は西地区4位に終わったエンゼルス。低迷の“やり玉”に上げられることも多いのがアンソニー・レンドン内野手だ。新任のロン・ワシントン監督は「どうしてこうなったのか彼の言い分を聞こう」と、面談を行うつもりでいる。
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レンドンは2019年にナショナルズの世界一に貢献した後、7年総額2億4500万ドル(約358億円)という大型契約でエンゼルス入りした。ところが昨季の成績は43試合出場にとどまり打率.236、出塁率.361、長打率.318、2本塁打、22打点というものだ。2021年以降は出場した試合より欠場が多いというシーズンが続いている。
米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演したワシントン監督は「レンドンとの面談で特に話したいことはあるか」という問いに対し「いいや。どうしてこのようになったのか彼の言い分を聞こうと思う」とまずレンドンの考えを聞きたいとした。
「レンドンのことは知っている。私がアトランタ(ブレーブス)の三塁コーチだった時、彼は(同地区の)ワシントン(ナショナルズ)の三塁手で、たくさん会話をした。彼はただ(最近)故障がちだった。今は怪我をしないことが重要だと分かっている」
指揮を執る上で「話を聞いて、いつ休みが必要か、ここ数年アナハイムでうまくいっていない理由はなぜだと彼が考えているか、突き止めたいと思う」という。「ただ彼に話してもらうつもりだ。私自身がやりたいことは分かっているが、それを彼にしつこく言うつもりはない」と、あくまで聞き役に徹する。
「私はただ彼に、健康を維持しようとする姿勢をはっきり見せてほしい。彼が健康であれば、レンドンは勝者だ。良いことが起こるだろう」。契約は2026年まで残っている。ワシントン監督は、かつて2019年には126打点で打点王に輝いた強打が戻ってくると信じている様子だ。
(THE ANSWER編集部)