大谷、新人王の行方は!? 地元紙が全米記者直撃「単純明解」「二刀流は特筆もの」
ある記者は「考えるまでもないこと」と二刀流での偉業を絶賛
「オオタニの二刀流は特筆ものだし、成績が期待どおりでなかったとしても彼は最高の加入だった。常に私の個人的な考えは、長期間プレーすることのほうが短い期間での爆発よりも優先すべきという点だけど、アンドゥハ―やウェンデルの成績を投打両方をこんなにも高いレベルでやってのけた選手と比べるのは、果たしてフェアなのか定かではないね。なので、彼は新人王に値すると私は見ている」(「スポーツネット」のブルージェイズ番記者、シャイ・ダビディ記者)
「彼を打者としてだけでみれば、打者として新人王になるだろう。以上。投手としてだけみれば、投手として新人王になるだろう。以上。この2つを足せば、もうそれは考えるまでもないこと。何が議論なのか、わからないよ」(前述ジョン・シェイ記者)
ベーブ・ルース以来と言われる、二刀流を高いレベルでこなす大谷を推す声が目立ったが、一方で「タンパベイ・タイムズ」のレイズ番記者、マーク・トップキン記者は、良いシーズンだったかもしれないが、故障もあって欠場したことを指摘していた。
実にハイレベルな新人王レース。二刀流という前代未聞の破格のスケールをもつ大谷が制するのか。それとも――。エンゼルスは残り3試合。最後まで見逃せない。
【ア・リーグ新人王候補】 ※成績は27日(日本時間28日)時点
・大谷翔平(エンゼルス)打率.283、22本塁打、59打点 10試合4勝2敗、防御率3.31
・アンドゥハー(ヤンキース)打率.296、27本塁打、90打点
・トーレス(ヤンキース)打率.274、23本塁打、73打点
・ウェンデル(レイズ)打率.300、7本塁打、53打点
(THE ANSWER編集部)