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世界柔道で金8個、日本の快進撃に伊メディア衝撃「対戦相手は手立てを探さなければ」

柔道の世界選手権(アゼルバイジャン)は27日、東京五輪の新種目となる男女混合団体戦が行われ、日本は決勝でフランスに4-1で快勝し、連覇を達成した。男女で計7階級制覇の個人戦と合わせて金メダル8個と量産。2年後へ向けて大きな手ごたえをつかむ大会となった。イタリアメディアでも日本の快進撃に脚光。「日本が明らかに覇権を持つことを確認することとなった」と称賛を送っている。

阿部一二三【写真:Getty Images】
阿部一二三【写真:Getty Images】

柔道世界選手権が閉幕、日本は金8個含むメダル17個獲得

 柔道の世界選手権(アゼルバイジャン)は27日、東京五輪の新種目となる男女混合団体戦が行われ、日本は決勝でフランスに4-1で快勝し、連覇を達成した。男女で計7階級制覇の個人戦と合わせて金メダル8個と量産。2年後へ向けて大きな手ごたえをつかむ大会となった。イタリアメディアでも日本の快進撃に脚光。「日本が明らかに覇権を持つことを確認することとなった」と称賛を送っている。

 個人団体で金8個、銀5個、銅4個と計17個のメダルを獲得した日本。メダル獲得数で2位のフランスが5個(金1、銀2、銅2)だから、まさに日本勢の強さは圧倒的だった。“お家芸”の完全復活にイタリアメディアも注目。イタリアのスポーツ専門メディア「OAスポーツ」は「日本のスーパースター達は男女混合団体戦でも金。決勝でフランスを下す」と題して、特集している。

「日本の快進撃を誰も抑える事が出来なかった。世界選手権最終日もそうである。男女混合団体戦で、まるで警備隊のような日本チームは対戦相手をアスファルト塗装で固めるかのようにして勝ち進み、日本に8つ目の金メダルをもたらした。彼らの絶対的な主導権が対戦ごとに強化されていったのは明白であった」

 今大会で8つの金メダルを獲得したことを振り返りつつ、「柔道界で日本が明らかに覇権を持つことを確認することとなった」と伝え、「2020年東京オリンピックでは、絶対的王者が君臨するその地で、対戦相手達は打ち切る手立てを探さなければならない」と圧倒的な強さを認めている。

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