[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ロッキーズ23歳右腕が歴史的快投! 先頭打者から8連続Kは1900年以降のMLBタイ記録

米大リーグ、ロッキーズの23歳右腕ヘルマン・マルケスがとんでもない記録を打ち立てた。26日(日本時間27日)のフィリーズ戦に先発。試合開始から8者連続奪三振という圧巻投球を披露。「近代野球ではMLBタイ記録」と米メディアが速報している。

ロッキーズの23歳右腕ヘルマン・マルケス【写真:Getty Images】
ロッキーズの23歳右腕ヘルマン・マルケス【写真:Getty Images】

23歳右腕ヘルマン・マルケスが先頭打者から8者連続三振の快記録

 米大リーグ、ロッキーズの23歳右腕ヘルマン・マルケスがとんでもない記録を打ち立てた。26日(日本時間27日)のフィリーズ戦に先発。試合開始から8者連続奪三振という圧巻投球を披露。「近代野球ではMLBタイ記録」と米メディアが速報している。

 これぞ快投、これぞショー。マルケスがその投球で観るものを酔わせた。まず初回。先頭ヘルナンデスを83マイル(約134キロ)のカーブで空振り三振に打ち取ったところから、マルケス劇場が始まった。2番サンタナ、3番ヘレラも、まるでリプレーのように、低めのカーブにバットがクルリ。初回は3者三振だ。

 2回も先頭ホスキンスを絶妙に制球されたアウトローへのカーブで見逃し。クイン、コゼンズと続く打者もブレーキの利いたカーブに全くタイミングが合わない。連続空振り三振で、このイニングも3者連続K。初回から6者連続でカーブで三振を奪った。

 そして3回。先頭のキンガリーは一転、97マイル(約156キロ)のフォーシームで空振り。ナップは再び低めへのカーブで空振り。ここまで8者連続三振だ。9人パーフェクトKの期待がかかったが、9番ピベッタには追い込んでからの3球目を前に飛ばされて記録はストップ(結果は投ゴロ失策)。続く打者には四球でピンチを広げたが、この回も最後は三振で締めた。

 初回からの8連続Kで、3回まで奪ったアウトはすべて三振。マルケスの圧倒的な内容に、米地元紙「デンバー・ポスト」は「ロッキーズのヘルマン・マルケスが試合開始から8連続奪三振で、試合での記録、球団の年間記録を達成」と題して速報記事を展開している。

「ロッキーズの23歳、ヘルマン・マルケスは水曜日のフィリーズ戦で試合開始から8者連続で奪三振を記録し、試合開始時の記録と球団の年間最多奪三振の記録を達成した」

 記事では8連続Kと同時に、チームの年間最多奪三振記録を更新したことも伝えている。これまではウバルド・ヒメネスの214奪三振(2010年)が記録であったが、マルケスはこの試合前までに210奪三振を記録していた。

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集