なぜ、彼はスルーしたのか… 二遊間の“エア連携”に米喝采「ォォ…オオオオオオ」
米大リーグで二遊間への打球を二塁手が“エアキャッチ”でスルーし、後方の遊撃手が処理して華麗に送球。打者走者をアウトにするスーパープレーが炸裂した。実際の様子をMLBが動画付きで公開し、米ファンから「神懸かり」「完全にクレイジー」「狂気の沙汰」「今季最高のプレー」などと喝采の声が上がっている。
ブルワース二遊間が見せた超美技に反響「神懸かり」
米大リーグで二遊間への打球を二塁手が“エアキャッチ”でスルーし、後方の遊撃手が処理して華麗に送球。打者走者をアウトにするスーパープレーが炸裂した。実際の様子をMLBが動画付きで公開し、米ファンから「神懸かり」「完全にクレイジー」「狂気の沙汰」「今季最高のプレー」などと喝采の声が上がっている。
見る者も騙す圧巻の“連携プレー”を炸裂させたのは、ブルワーズの二塁手エルナン・ペレスと遊撃手オーランド・アルシアの二遊間だ。25日(日本時間26日)のカージナルス戦、9-4とリードして迎えた8回1死走者なしの場面だった。
打者へイダーの止めたハーフスイングで当たった緩いフライが二遊間へ飛んだ。二塁ベース手前でバウンドし、先にボールに寄ったのは二塁手のペレス。素手の右手を差し出し、キャッチするかと思った次の瞬間だ。捕るとみせかけて華麗にスルー。そして、背後の遊撃手アルシアが素手でキャッチすると、右腕を振り、そのまま一塁へ矢のような送球を送った。
二塁手が捕球すれば一塁送球への体勢が悪く、咄嗟にスルーして体勢が良い遊撃手に託していた。間一髪でアウト。スタジアムはどよめいた。MLBは公式ツイッター、インスタグラムで動画付きで公開。瞬時の判断によって生まれたスーパープレーを目の当たりにした米ファンもコメント欄で喝采を送っていた。